タッチダウン(1977)

劇場公開日:

解説

スポーツ誌の名ライターとして知られるダン・ジェンキンズが、フットボールに生きる男達を描いた小説(サンリオ刊)の映画化。製作はデイビッド・メリック、監督は「がんばれ!ベアーズ」のマイケル・リッチー、脚色は「男の闘い」のウォルター・バーンスタイン、撮影はチャールズ・ロジャー・ジュニア、編集はリチャード・A・ハリス、音楽はジェリー・フィールディング、録音はリチャード・ポートマン、衣裳はセオニ・V・アルドレッジが各々担当。出演はバート・レイノルズ、クリス・クリストファーソン、ジル・クレイバーグ、ロバート・プレストン、バート・コンゴー、ロジャー・E・モズレーなど。

1977年製作/107分/アメリカ
原題:Semi-Tough
配給:ユナイト映画
劇場公開日:1978年5月27日

ストーリー

ビッグ・ゲームに勝利をおさめたプロ・フットボール・チーム『マイアミ』のロッカー・ルームは、歓びに湧く勇者たちで大騒ぎだった。チームの柱は、主将でランニング・バックのビリー・クライド・パケット(バート・レイノルズ)と名レシーバーのシェーク・ティラー(クリス・クリストファーソン)。両エースを見やるのは、チーム・オーナー、ビッグ・E・ブックマン(ロバート・プレストン)でブックマンにはバーバラ・ジェーン<通称B・J>(ジル・クレイバーグ)という美しい一人娘がいた。B・Jは見た目とは裏腹に相当のジャジャ馬でビリー・クランドとシェークとで仲良しトリオを結成し、シーズン中もオフも殆ど一つ屋根の下で暮らしていた。噂の立つような同居はよせという父親に「ただの友達よ」と言い返すのだった。ところが決勝に先立つ準決勝、対グリーン・ベイ戦の勝利パーティの真最中、秘かにB・Jを想っていたビリー・クライドにとってショッキングな事態が持ち上がる。シェークがB・Jとの結婚を発表したのだ。しかし、ビリー・クライドはあきらめたわけではなかった。B・Jは過去2度結婚していて、そのことがシェークには悩みとなっていて、今一つ結婚に踏みきれない様子がうかがえたからだ。そして、そうした心境のぐらつきは、年来の友人であるフリードリック(バート・コンヴィー)の提唱する精神高揚運動BEATの体験者になってから生じたのだった。ちなみにこの運動のモットーは『自己に忠実に』。こんなシェークを何とか結婚式にまでもちこんだB・Jは、牧師の「シェークを永遠に夫として愛するか」の言葉に「イエス」と答えるが、シェークは意外にも「ノー」と答え、会場は大騒ぎ。この混乱の中でタキシード姿のビリー・クライドは、ウェディング姿のB・Jをつれ出し、海岸へと向かった。

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