潜望鏡を上げろ(1995)

劇場公開日:

解説

老朽潜水艦に配備された米海軍のはみ出し者たちの珍妙な活躍を描いたアクション・コメディ。落ちこぼれたちが巻き起こす珍無類の作戦が、笑いと感動を呼ぶ。監督は「メジャーリーグ1、2」のデイヴィッド・S・ウォード。「ポリスアカデミー」「不機嫌な赤いバラ」のヒュー・ウィルソンの原案を、彼とアンドリュー・カーツマン、エリオット・ワードが脚色。製作は「ダイ・ハード3」「クルーレス」のロバート・ローレンス、エグゼクティヴ・プロデューサーはジャック・カミンズ。撮影はヴィクター・ハマー、音楽は「あなたが寝てる間に…」のランディ・エデルマン、美術はマイケル・コレンブリス、編集はウィリアム・アンダーソンとアーメン・ミナシアン、衣裳はルーク・レイチェル。主演はTV・舞台で活躍するケルシー・グラマーで、彼の主演第1作。共演は「ジム・キャリーはMr.ダマー」「サブリナ」のローレン・ホリー、「メイフィールドの怪人たち」のブルース・ダーン、「ビバリー・ヒルビリーズ じゃじゃ馬億万長者」のロブ・シュナイダー、「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間」のハリー・ディーン・スタントン、「キルトに綴る愛」のリップ・トーンほか。ビデオタイトル「イン・ザ・ネイビー」。

1995年製作/93分/アメリカ
原題:Down Periscope
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1996年4月20日

ストーリー

米海軍のウィンスロー提督(リップ・トーン)は、米東部の海岸線が敵国に侵略された場合を想定して、海軍はいかに戦うべきかという秘密作戦の訓練を命じる。作戦実行に当たり、40年前に作られた骨董品同然の旧式ディーゼル潜水艦USSスティングレイ号の使用を命じ、艦長にトーマス・ドッジ少佐(ケルシー・グラマー)が選ばれた。ドッジは有能な男だが型破りな男で、過去のトラブルで出世コースを外されていた。任務は、米海軍の追跡を交わしてチャールストン港に入港し、さらにノーフォークに“侵攻”して港に停泊する2隻の囮軍艦を撃沈させることだった。乗組員は、教科書どおりにしか行動しない副艦のマーティ(ロブ・シュナイダー)、長身の元バスケットボール選手ジャクソン(デュアン・マーティン)、先進刺青をしドッジを困らせようとするステパナック(ブラッドフォード・テイタム)など曲者ばかり。しかも、海軍潜水艦初の女性乗組員エミリー・レイク大尉(ローレン・ホリー)まで選ばれた。彼らの指導には、古参の機関長ハワード(ハリー・ディーン・スタントン)が当たった。オーバーホールをしたスティングレイ号は出発した。迎え撃つオーランド号の艦長は、ドッジに強力なライバル意識を持つノックス大佐(ウィリアム・H・メイシー)。また、ドッジが自分の妻と不倫していると疑うグラハム提督(ブルース・ダーン)は、この作戦を機に彼に復讐しようとしていた。スティングレイ号は、折からの嵐に紛れて漁船を装い、入港に成功。だが、岩に激突し、船体に亀裂が生じて水漏れが起こるが、乗組員の必死の努力で何とか切り抜けた。グラハムはドッジに停泊命令を出し、スティングレイ号は駆逐艦に包囲されるが、クジラの鳴き声を真似た作戦で、危機を脱した。副艦長パスカルは、ドッジが命令を無視したことに腹を立て、自ら指揮を取ろうとするが、乗組員たちの反感を買って海に放り出された。反逆者の“処刑”の祝賀会と、敵を混乱させる目的で、海辺のレストランでパーティを開いたドッジは、エミリーに愛を告白する。再び潜水したスティングレイ号は、危険を承知で大型タンカーのツイン・プロペラの下に潜り込み、そのエンジン音に紛れてノーフォークに近づく。タンカーが方向転換したため隠れ蓑を失った艦は全速力で進み、囮の戦艦2隻の撃沈に成功。ドッジ以下、乗り組員全員は意気揚々と表彰式に向かった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.0ヴィレッジ・ピープル

2023年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 胸がはちきれそうなレイク大尉。女性がどこまで潜水艦に耐えられるかテストする目的で配置されたらしい。

 アメリカの軍隊コメディってのは好きになれないことが多い。結局は軍隊を称えてるのだから、嫌悪感を抱かずにはいられなくなる場合があるからです。この映画の場合は、ウォーゲームを楽しんでるところ。

 でも、終盤には迫力ある潜水艦シーンが楽しめる。金がかかってるなぁ。そして、ヴィレッジ・ピープルのあの曲がかかるってことは、やはり海軍勧誘映画だったのか・・・

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kossy
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