青春カーニバル

劇場公開日:

解説

アラン・ワイスの原案を彼とアンソニー・ローレンスが脚色、TVの新鋭ジョン・リッチが演出した青春ドラマ。撮影は「スーザンの恋」のルシエン・バラード、音楽はジョセフ・J・リリーが担当した。出演は「キッスン・カズン」のエルヴィス・プレスリー、「九月になれば」のジョーン・フリーマン、「私は殺される」のバーバラ・スタンウィック、「ミサイル空爆戦隊」のリーフ・エリクソンなど。製作はハル・B・ウォリス。

1964年製作/アメリカ
原題:Roustabout
配給:パラマウント
劇場公開日:1964年12月12日

ストーリー

チャーリー(エルヴィス・プレスリー)はカラテとオートバイが得意の歌手である。“ジョーンズ夫人の茶屋”という店で働いていたが、客との喧嘩が原因でそこを飛びだしてしまった。やがてチャーリーは、旅回りのカーニバルの一座に加わった。座長はマギー(バーバラ・スタンウィック)という男まさりの女傑。キャシー(ジョーン・フリーマン)という可愛い娘と、その父ジョーがマギーの仕事を助けていたが、一座は破産寸前の状態である。チャーリーとキャシーは互いに好意を持ったが、父親のジョーは大反対であった。チャーリーはたちまちそこのスターとなった。彼の人気に目をつけた競争相手のカーニバルから引き抜きにきたが、金で動くチャーリーではない。ところがある日、客の1人が財布をなくし、ジョーが警察につれて行かれるという事件が起こった。その後で財布を見つけたチャーリーは、ジョーを助けるべく町に向かったが運悪くオートバイの曲乗りの男に挑戦され、危険な曲乗りをやり振り落された拍子に財布が落ち、彼が疑われてしまった。キャシーに愛想をつかされたチャーリーは競争相手の一座に加わり、ますます人気者になった。ある日、キャシーがやって来て彼を引きもどそうとした。今でもチャーリーを愛している彼女が、一座の窮状を話すと彼は違約金を払ってマギーの一座にもどってきた。ジョーはチャーリーを一座に入れまいとし、2人は大格闘となったが、ジョーはさんざんなめにあい、完全にかぶとを脱いだ。チャーリーを中心に、マギーのカーニバルはすばらしいミュージカル・ショウを上演するようになった。

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