スプラッシュのレビュー・感想・評価

今作ればCGだらけになるんだろうけど、この映画は実際に水深12mの海で撮影したとか。若かりし頃のトム・ハンクスも見ていて初々しく、昔に戻った気分で楽しめる映画。
内容的には人魚と人間のラブファンタジー＋コメディ。人魚のヒレがやたらリアル。
昔はもっとのめりこんだけど、今でも懐かしく楽しめました。

一目惚れした青年に会うため、ニューヨークの街に人魚が現れるという現代版「人魚姫」‼️抜群のコメディ・センスとナイーブな容貌が魅力のトム・ハンクスと、パツキンの愛らしいダリル・ハンナの主演コンビが相性抜群‼️水に濡れると下半身がお魚ちゃんになってバレそうになるヒヤヒヤ感とドキドキ感‼️エビを殻ごとバキバキ食べるダリル・ハンナのマーメイド‼️「ブレードランナー」のレプリカントとは思えない‼️イーストリバーに逃がした人魚を追ってハンクスが水に飛び込むシーンなど、胸キュンもの‼️死語だな、これは‼️そして人魚がしなやかに泳ぐ姿を捉えた、水中撮影なんか、アニメ版「リトル・マーメイド」以上の美しさですよ‼️

出だしからしばらくは退屈でしたが、人魚が現れてからは徐々に楽しめました。
　トム・ハンクスのあわてぶりは今と変わらず良かったですし、人魚の尻尾なんてよく出来たもので、驚いてるシーンは映画に引きずり込まれた感覚になりました。

　くだらない話しと思わず恋愛したつもりで観るといいですね。

　初期の作品でも絶妙なヒューマン・ファンタジーを満喫できました。

一人の青年の現実逃避だ。
僕自身が、スキューバダイビングをやるので、水中撮影の良さはこの映画にはあると理解できる。
しかし、マンハッタン島から飛び込むと直ぐにサンゴ礁があるのは、温暖化であってもそんな事ないだろうと思う。
トム・ハンクスって、今は凄い役者なんだろうが、デビュー当時なら、普通の青年だったんだと思った。
マイケルジェイフォックスなんかと比べても、イケメン俳優ではないと感じた。
この映画はファンアジーコメディなのだろうが、あまりギャグは効いていない。昔見たが、こんな映画だったんだ。

素直に面白いし良い作品です。
ただ、公開時に観ていなかったのをその後のハンクス君の活躍を知っている今観ると違和感あります。誰が相応しいのかはわかりませんが、主役二人がなんかミスキャストです。
どうせの話なんだから、もう少し甘ったるい人の方がよい。二人ともちょっと難しくなってます。
あと、もう少しドラマチックな演出が欲しいところですね。でも４点ですよ。誰にでもおすすめできます。

人魚とのラブファンタジー。
トム・ハンクス出演作品の中ではややハズレか。コメディ部分が今ひとつ面白味に欠ける。
しかし、しかし
ダリル・ハンナがただひたすらに魅力的。可愛くもあり美しくもあり。思うことはただひとつ、「髪の毛がジャマだー」（笑）
本作、彼女のみで合格点。リメイク版があるようだが彼女を超えるのは難しい、いや不可能にすら思える。さてさて如何に。

基本人魚姫の現代版なのだが素晴らしく良く出来ている
移民の異人種間の恋愛のメタファでもあり、兄弟の絆の物語でもある

しかし、そんな小難しい話はどうでも良くて、人魚がニューヨークに現れたらというファンタジーをまどろむ事なく、テンポ良く楽しく繰り広げてくれる
トムハンクスとダリルハンナの演技も良い

またニューヨークの街中を沢山写すロケのシーンが楽しい
ブロンクスの青果市場、42丁目の主人公のマンション、ブルーミングデイール、マジソンが捕まったアメリカ自然史博物館、コロンバスサークル、終盤のブルックリン橋のたもとの魚市場の駐車場とおぼしきところ……ニューヨークに旅行に行ったような楽しさがある

存分に楽しめる映画だ

人魚はしょぼいが若かりし頃のトムハンクスはイカしてる。

ダリル・ハンナがキュートです

　大昔見た時は、非モテ童貞で冴えないトムハンクスが純情な人魚に出会いピュアな恋をする話だと思っていたのだが、見返してみたところ、トムハンクスは女と同棲していて非モテでも童貞でもなかった。しかも全裸で現れるダリルハンナを躊躇なくセックスするような肉食系だった。なにをもってしてピュアかという問題もあるのだが、感覚としてピュアであるとは思えなかった。

　しかもトムハンクスは酔っては愚痴っぽくなる非常に鬱陶しい人物で全く好感がもてなかった。死んでしまえばいいと思った。