ストローカーエース

劇場公開日:

解説

ストック・カー・レーサーの恋とレースを描く。バート・レイノルズの契約がこじれてユニヴァーサルとWBが共同で製作した。製作は「シャーキーズ・マシーン」のハンク・ムーンジーン、監督は「キャノンボール2」のハル・ニーダム。ウィリアム・ニーリーとロバート・K・オッタム著Stand on Itに基づき、ヒュー・ウィルンンとハル・ニーダムが脚色。撮影のニック・マクリーン、音楽のアル・キャプスはともに「キャノンボール2」で、ニーダムと組んでいる。出演は「キャノンボール2」のバート・レイノルズとジム・ネイバース、そしてネッド・ビーティ、ロニ・アンダーソン、パーカー・スティーヴンソンなど。日本版字幕は岡枝慎ニ。テクニカラー、ビスタサイズ。1983年作品。

1983年製作/アメリカ
原題:Stroker Ace
配給:ワーナー映画
劇場公開日:1984年1月14日

ストーリー

ストローカー・エース(バート・レイノルズ)は、全国大会優勝3回の経験を持つ全米ストック・カー・レーサー。派手で陽気で女にも手が早い。デイトナ500に出演するが、彼をライバル視する若いオーブリー・ジェームス(パーカー・スティーヴンンン)のアタックでリタイアを余儀なくされた。スポンサーのカティがぶつぶつ文句を並べるので、車内にカティを残したままコンククリートを流し込み、うっぷんを晴らした。スポンサーをなくして困っているストローカーとメカニックのラグス(ジム・ネイバース)の前に、トークル(ネッド・ビーティ)が現われて3年間の契約をしたいという。早速、卜ークルのおかかえ運転手アーノルドが差し出した数百ページに及ぶ契約書にサインした。卜ークルはフライド・チキンのチェーン店のオーナーで、車には宣伝文句が派手にかかれ、鶏の絵が描かれている。文句をいっても契約書に入っていると一蹴された。ペンブルック(ロニ・アンダーソン)というチャーミングな女性が訪れ、自分をPR担当者だと紹介する。彼女のたてたトークル・チキン・キャンペーンに、嫌々ながら従うストローカー。頭に来た彼は、彼に同情を寄せるようになったペンブルックと相棒のラグスと一緒に契約を解消させようと、派手派手なコスチュームでレース場に乗り込んだ。観客はブーブーいうが、卜ークルは計略にのってこない。そこで幼なじみのドックが俳優をやっていると聞き、大ビール会社ミラー・ビールの社長と称して卜ークルに接近させ、ミラー・ビールが卜ークル・チキンを買収する計画をたてていると吹き込む。評判の悪いストローカーを解雇することが条件の一つだ。返事は23日の午後4時。ところが、この時間は最終レースのゴールの時間だった。トークルはストローカーが負けたら首にして買収に応じ、勝ったら会社の拡張をはかると発表した。優勝を狙うか、自由を取るか、ストローカーは迷う。好位置につけながら後退する彼を見て、卜ークルは彼の解雇を発表。その後、事故が発生してストローカーに再びチャンスが生まれた。快走が始まった。必死にくいさがるオーブリーを振り切って優勝。「会社が売れて俺も大金持ちだ」という卜ークルにストローカーは、友人のドックを紹介。卜ークルの顔はみるみる青ざめていった。

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