劇場公開日 1987年4月18日

「リアルタイムでもないし、劇場で観たことすらないけれど」スタンド・バイ・ミー なおさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0リアルタイムでもないし、劇場で観たことすらないけれど

2022年12月29日
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鑑賞方法:TV地上波

テレビ放送で観て心を撃ち抜かれて以来、不動のマイオールタイムベストワン。DVDは所有しているが、もったいなくて何年かに一回しか観られない。
でもきっとこの映画を一番好きなのは原作者のキング自身なのだろう。キングの分身とも言える作家(リチャード・ドレイファス)の回想であることが、年取ってくると余計に重みを増してくる。実際にはこんな経験をしたことがなくても、彼らとともに旅した12歳の(つもりの)夏の記憶は、死ぬまで消えることはないだろう。リバー、何で死んじゃったんだよう…。

好きなところはいくらでもあげられる。
ニセモノのタバコ使わせるライナー監督好き。
ブタケツのエピソードはキングらしくて(キングの短編を組み込んだらしいが)好き。
ひねくれ者にしか見えなかったテディが、父ちゃんを馬鹿にされて激昂する描写で、複雑な心のうちが垣間見えるところ好き。
主題歌Stand by me 好き。
挿入歌Lollipop好き。
線路のとこ好き。
ヒルのとこ好き。
焚火のとこ好き。
別れるとこ好き。

エース・メリル嫌い。

なお