劇場公開日 1978年6月30日

スター・ウォーズのレビュー・感想・評価

全105件中、1~20件目を表示

3.0リアルタイムで

2024年3月19日
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鑑賞方法:映画館

スピーディーな宇宙での戦闘、隠し砦の三悪人をベースに宇宙に置き換えて。

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多様性男女平等自由主義、5名作4良作3いい作品なので他は2以下です。

5.0さすがの名作、7歳の子供も楽しめた

2024年1月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

興奮

知的

何度目になるか分からないくらい鑑賞しているが、今回は7歳の息子に見せたくて一緒に鑑賞。自分も子供の頃に父親が見ているのを隣で眺めていた。世代を渡ってこのような経験ができることは、感慨深い。
40年以上前の作品にも関わらず、C-3POのコミカルな動きに大笑いしていたり、ライトセイバーやスペースシップのバトルにスリルを感じていた。さすがの名作である。
先にEP2や3を見てライトセイバーに憧れを抱いてほしい気もするが、EP5や6のインパクトが薄れてしまう。公開順に見せたほうがいいだろう。
オビワンが消えてしまったときに何が起きたのかを説明したのだが、フォースと1つになったなんて言葉で伝えても、なかなか伝わらない。難しい。

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カニッシー

4.0大ヒット=名作か?

2023年11月14日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

JAWSを観て以来、大ヒットして世間が騒いでいれば良い作品なんだろうと思っていました。
そんな安易な考え方を見事に覆してくれたのが此の作品です。
内容はターザンとお姫様と海賊船長とデカいぬいぐるみが大暴れしている様なものでして、当時既に小学生だった自分には内容が幼過ぎてついてゆけませんでした。
又、帝国軍は自分たちが悪者であるということを自覚しながら戦争をしているという不思議な世界です。
自分たちの事をデス・スターとか暗黒卿のダース・ベイダーであるとか名前からして悪党です。
これって敵側が罵る意味でのあだ名なのなら違和感はなかったのですが、自分たちが暗黒のデス・スターって言いながら戦っているんだなんて重度の自虐症の軍隊なのだと思いながら鑑賞しておりました。
でも、今となっては、この作品が如何に幼稚な内容だったとしてもシリーズ史上最高の作品です。
しっかりとした内容で、途中笑える場面が何度もあり、映画全体を通して気品に満ちております。特にジョン・ウィリアムズの音楽は勇気と感動と気品に溢れておりました。当時多くの監督たちが此の音楽が欲しくて嫉妬していた事も痛いほど分かりました。又、1話完結で、70年代らしくラストも豪快に終わってくれます。

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西から昇ったお日様は

5.0遙か彼方の記憶

2023年10月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

なぜかふと「スター・ウォーズ」シリーズを見直したい衝動を覚え、思い出せないくらい久しぶりにエピソードⅣを観ました。「こんなに面白かったのか!」という驚きと、あらゆるシーンが懐かしすぎて、例えるなら同窓会で旧友に会ったかのような感動がありました。従ってこれはもう、「面白いSF映画でした!」という感想とは次元が違って、自分の人生に勝手に重ねて感情移入してしまった状態といえます(苦笑)。第一印象を残しておきたいという個人的嗜好のため、同じ作品はできるだけ繰り返し観ないようにしているので、今作も子供の頃に観て以来かもう1度くらい観たかどうか…。特に好きなのはR2-D2が映し出すホログラムのシーンですが、断片的に蘇るシーンの記憶は、まるで自身が人生で経験したことを思い出すような感覚で、懐かしくも儚く、とても愛おしいエピソードの数々でした。鼻っ柱が強い若く美しいレイア姫は、キャリー・フィッシャーその人と同一化しているので、今、この瞬間に宇宙の彼方にいるような錯覚を覚えながら、哀悼の意を禁じ得ませんでした(涙)。そんなわけで、泣くところではないのに涙が出てたり、物語の本筋とは違う意味で感動してたり、我ながらビックリの映画体験となりました(笑)。脚本もとてもよくできていて、最後の方に出てくるC3POの台詞「僕の部品を使って修理してください」も心に刺さりました!

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赤ヒゲ

3.0観るのが遅すぎた

2023年8月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

30半ばになって、初めてスタウォーズを鑑賞。

正直、ふーん…くらいの印象になってしまった…

おそらく、自分が年をとってしまって、宇宙のワクワク感に没頭できなかったこと、最近のSF映画がCGを駆使した迫力のある映像が多いので、物足りなさを感じてしまったのかな、と。

あと15年くらい前に観ておけば、もっと没頭できたのかな…

これだけファンがいる、映画ですもんね。
熱狂できるほどハマれた人が羨ましい…

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Halu

5.0字幕で観たけどC-3POの声はやっぱり野沢那智じゃないとダメ

2023年7月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

興奮

77年の作品
78年公開
全く色褪せない
CGとかない時代におったまげー
当時日本じゃこんなの作れるわけがない
映画館では観たことないけど子供の頃から何度も何度も何度も鑑賞しました
今更自分ごときがレビューなんて書く必要無いんだけど
傑作に決まってるじゃん
『猿の惑星』『トータルリコール』『ロボコップ』『バックトゥザフューチャー』と共に永遠にハリウッドSF作品ベスト5に入れたい名作
映画のレビューサイトをマメにチェックするのにまだこの作品を観てない奇特な人なんてこの世に存在するのかな

監督と脚本は『アメリカン・グラフィティ』『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』のジョージ・ルーカス

テンポが良い
あっという間の2時間

あの独特の出だしが最高

純朴なルーク
高飛車なレイア
守銭奴のハンソロ
吠えるだけのチューバッカ
おしゃべりなC-3PO
機械音だけのR2-D2
キャラが立ってる

育ててくれた叔父と叔母が帝国軍によって殺されたことがきっかけでオビワンと共に反乱軍に加わることになるわけだが2人の死体があまりにもむごい
金曜ロードショーとかでは記憶にないがショッキングすぎるのでカットされたのかな
普通ならどちらかが虫の息で主人公に遺言を残し生き絶えるのが定番だろう
日本でもしリメイクされたと仮定し國村隼余貴美子ならこの扱いはありえない
いかに帝国軍が血も涙もない冷酷な悪党だということを表現するにはうってつけだったのだろう

いま思うと設計図なんて完成したらさっさと廃棄すれば良いのに
かなり早い段階で盗まれたのかな
っていうか弱点わかっているんだろうから背後から追いかけるんじゃなくてそこを重点的に守れば良いじゃないか帝国サイド

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野川新栄

5.0「お姫様の乗ってる宇宙船が 悪者の宇宙船に 捕まってしまう。どうし...

2023年6月5日
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「お姫様の乗ってる宇宙船が 悪者の宇宙船に 捕まってしまう。どうしても悪者に渡したくない設計図を お姫様は ロボットに託し 近くの星に急遽、避難させた。
その見知らぬ星で、そのロボットは 悪徳中古ロボット販売業者に捕まって、その星の農家に売られてしまう。
その農家で、働く若者は 進学を夢見ているが、叔父さん(農家の主)に「今期の収穫が終わってから考える」と渋られてしまう。ガッカリする若者。
その夜、そのロボットが農家から逃げ出してしまう。ロボット管理を任された若者は焦って次の日、危険な荒野に探しに出かけが、そこで荒野の荒くれ者に襲われてしまう。そこを助けてくれたのが、そんな荒野に一人で住む変人の爺さんだった。ロボットは 自分はその爺さんの持ち物 だと言う。爺さんは こんなロボットは知らない と言う。ロボットはお姫様のメッセージを爺さんに伝えて、助けてほしいと言う。・・・・」
もしCafeで 隣の盗み聞きの話なら「夢の話なのか?」と、とめどもなく混乱しそうである。
宇宙船から農家・悪徳業者・変人爺さんまで出てくるのに、人物の紹介や 起点となる設定がまるで分からない。
地球が出てこない宇宙の果てで、設定はキチンとあるが、なんの説明もなく、訳アリの宇宙人達の話が トントン拍子に進んでいく。それがスターウォーズである。
映像で見れば、3流SFドタバタ活劇に見えるが、
「スターウォーズとは何?」と聞かれて、最も説明しづらい映画No,1だと思う。

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ISSI

5.0やっぱりこれですよ、これ

2023年5月31日
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楽しい

興奮

幸せ

今でこそ「ありふれた表現」ばかりに感じられるかもしれないが、それは大きな間違い。
スターウォーズに多大な影響を受けたクリエイター達が様々な媒体でその世界観を踏襲し、そして彼らの作品達に今度はスターウォーズを知らない世代のクリエイター達が影響を受け、更には次の世代達が、、、。
というわけで「現在の当たり前」のその大元はスターウォーズだった、というネタがどれだけ多い事か。
リアルタイム世代ならば一目でスターウォーズネタだとわかるが、そうでなければもはやネタやオマージュだとすら感じないほど一般化している事に時の流れを感じてしまう。

1977〜78年。世界中がスターウォーズの熱に巻き込まれた。
A long time ago in a galaxy far, far away....
のあとに続くオープニングクロール。
壮大なテーマ音楽。
巨大な宇宙戦艦やスターファイター(小型戦闘機)、光速の1.5倍という高速艇、我等がミレニアムファルコン。
ホログラフィックプロジェクションや戦闘機内ディスプレイに映し出される線画の3D映像。
中世の騎士物語をベースにしたヒロイックファンタシーやアメリカにとっての時代劇である西部劇などを、宇宙を舞台に再構築したような独特の世界観。
東洋思想を取り入れた「人間に本来備わるフォース」
そして男の子達を夢中にさせたライトセーバー。
(剣戟シーンがショボい?いやいや、当時はそんな事が気にならないほど「ライトセーバー」という映像アイデア自体が画期的だったのですよ!)

先にスタートレックのTVドラマがあったとは言え、スタトレはある程度SF嗜好の強いファンを惹きつけるにとどまった。
しかしながら、スターウォーズは老若男女・洋の東西を問わずあらゆる人々を魅了した。
鑑賞者を選ぶスペースオペラを誰もが楽しめる大衆娯楽として描ききったルーカスの手腕には感嘆を禁じ得ない。

本作が為しえた「偉大なる功績」については、あき240さん、Gustavさんが大変秀逸なレビューを上げておられるし、またリアルタイム世代の皆々様が当時の熱い想いを語っておられるので、それ以上何も言う事はない。

本作の戦闘機シーンは第1回アカデミー賞最優秀賞の「つばさ」(Wings 1928年)を相当研究したそうだが、それもそのはずこの作品は主演・助演俳優から監督、脚本家のすべてが第一次大戦時の本物の戦闘機乗りなのだ。
そんな彼らが「迫力ある航空機映像を」と苦心惨憺して作っているのだから凄いことだ。
スターウォーズまでの「すべての航空機映画の手本」と言えるだろうが、スターウォーズは完璧にそのポストに取って変わった事だろう。
スターウォーズ以降の作品は、明治時代の無声トーキーまで遡らずとも、スターウォーズを手本にすればよくなったのだ。

私にとってのスターウォーズは現在4〜6と呼ばれるもののみを指す。
(オビ=ワン・ケノービはアレックス・ギネスだけでいーんだよ。
別に「話の途中から始まってる」ってわけじゃないから。
どんな映画のストーリーだってその前日譚は描かれてないだけで、存在はするんだからね。)

今でも観るたびに、1978年の様々な思い出が甦る。
「あの時代に」「こんな映画を創り上げた事」は奇跡的偉業だ。

「新しい時代の始まりとなった映画」
本作はそんな素晴らしい存在のうちの1本であるのだ。

※ギリギリ1〜3は大人気のダース・ベイダー語りとして許せるとしても1〜6のクレジットはしないで欲しかったな。
キングスマン観る時に「世界観の時系列だから」って3から観る人いる?1〜2を知ってるからこその3なんじゃないの?
スターウォーズだって同じ事で、4〜6のダースベイダーとルークの関係を知っていればこその1〜3だと思う。
映画はやっぱり「放映年順」に観るに限る!と再認識するものである。

(※ただ、現在観られる映像はちょこちょこ修正が入っていて非常に違和感。どこかに当時のオリジナルは残っていないものか?現代の技術を一切排した当時のままの映像を再び観たいよう(涙))

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pipi

5.0遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・

2023年5月24日
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泣ける

楽しい

興奮

世評では次作の「帝国の逆襲」が一番高いと思われますが、やはり一番スターウォーズらしいのはこの「新たなる希望」だと思います。特にシューティングゲームのハシリともいうべき、ミレニアムファルコンの銃座でタイファイターを迎え撃つシーンと、デススターでの空中戦、秘密基地が消滅させられるまでのカウントダウンなど、スターウォーズといえばコレだよ!みたいなハラハラドキドキのシーン‼️VHSを何度巻き戻し、再生したかわかりません

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活動写真愛好家

5.0オープニングテーマに鳥肌!!

2023年3月8日
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楽しい

怖い

興奮

子供の頃ワクワクしながら鑑賞した作品。銀河の海!!ミレニアムファルコン号!剣がブォンと伸びる!光る!ねぇ、あれっ、レイア姫の髪型!どうなってんの??と目をキラキラさせながらルークやR2達と一緒に冒険した思い出深い作品。。。今もシリーズ一気観したりします。

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ホビット

3.5ルーク

2023年2月21日
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R2D2がレイア姫からベンケノービに宛てたビデオを持って来る

ベンケノービ良い、、

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ゆい

4.0今見るとさすがに…

2022年7月2日
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鑑賞方法:TV地上波

既に確たる評価を得ている作品だと思いますので、個人的な感想になりますが…

公開当時の驚異的な映像のクオリティーは衝撃でした。
現在、映像のクオリティーは進化を続け、さすがにこの作品は、映像において見劣りがします。
ストーリーも、かなりいきあたりばったり感が…(^-^;

ベイダーとオビワンの太刀まわりだけでも撮り直してほしい。

2013.3.15

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うそつきカモメ

5.0子供の頃に観た時は宇宙船の近未来的な白さが新鮮で、世界観といい、ラ...

2022年6月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

子供の頃に観た時は宇宙船の近未来的な白さが新鮮で、世界観といい、ライフセイバーの戦いといい、全てがカッコいいと思って観てた。
今見てもその魅力や新鮮さは全く色褪せず、あの時代にあれだけのクオリティをつくり出したのはすごいなぁと感心する。
それぞれのキャラもしっかりとしていて楽しい。個人的にはC-3POとR2-D2のコンビが好き。R2-D2が可愛い。

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よっしー

4.0エピソードの中盤ながら全てはここから

2022年6月27日
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鑑賞方法:VOD

Disney+に入会したのでスターウォーズシリーズも観ないといけないよね。と言うことで久々の鑑賞。
オープニングは何度観ても胸熱。宇宙の荒くれ者達のシーンでのライトセーバー初登場、心の中で歓喜の頷きを何度も繰り返した。
ここから始まったスターウォーズが40年以上の歳月をかけて完結したと思うと、改めて感慨深い。
May the force be with you!

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Iwarenkon

5.0今見ても面白い

2022年6月26日
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鑑賞方法:VOD

実は観たことがなかったため視聴。
1970年代でこのクオリティ(SFX)は凄いと思った。宇宙戦の迫力。戦闘機を操る様子はトップガンに先駆けており、敵機を攻略する作戦はマーヴェリックとほぼ同じでハラハラドキドキしながら見守った。
キャラクター構成も物語も魅力的で、これは今日まで続く訳だ、と納得の作品だった。

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SpicaM

3.5アメリカ映画の主力になったスペースファンタジーの功罪

2022年3月28日
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鑑賞方法:映画館

記録的な大ヒットをアメリカで呼び起こし、日本にもそのブームをと期待値が上がったジョージ・ルーカスの待望の新作。スピルバーグ監督の「未知との遭遇」と並んで、SF映画の新境地を切り開くアメリカ映画の威力を痛感する。これにより、アメリカ映画が変わっていくのか。どちらも見世物映画の今日的な娯楽性を備え、映像の迫力を追求した映画には違いない。誰もが持っている童心を刺激して、映画を幅広い世代に観てもらえる商業的成功を目的にしたスケール感と迫力に文句を付ける余地ない。映画産業の在り方として当然の挑戦である。
それでもルーカス監督については、「アメリカン・グラフィティ」で見せた、音楽と映像による青春回顧の映画的な演出の素晴らしさに酔えた経験がある。それとは完全に世界観を変えた、この映画は、サイエンスフィクションというより、スペースファンタジーが合っている様に感じられる。宇宙空間の特撮シーンの素晴らしさ、ロボットのC-3POとR2-D2のユニークな創造性、そして古代英雄劇を再現したような分かり易いストーリーテリングと、これからの宇宙時代に夢見る科学の発展を願う想像力に溢れている。それ以上に、宇宙レストランかバーかに集まった様々な姿形をした宇宙人を観て強く感じた。このシーンがこの娯楽映画の特徴を端的に表していると言えるだろう。

  1978年 8月16日  郡山ピカデリー

この映画が日本公開された1978年は、色んな意味で映画の多様化が明確に進んだ年であったと思う。一つはルキノ・ヴィスコンティ監督の「家族の肖像」のヒットにより、ヨーロッパ映画主力のミニシアターの存在が注目され、地味な芸術映画の公開の場が確立したこと。もう一つは、ベトナム戦争後の平和がもたらした男女平等の価値観が流布され、女性映画の良作が沢山制作されるようになったこと。映画はサイレント映画時代から男性優位の世界だったが、第一次世界大戦、第二次世界大戦、そしてベトナム戦争を経て、漸く戦争の無意味さに気付いて、生活に密着した平等や差別にたいする壁を取り払おうと、女性の視点から映画を作れるようになった。反対に男性向け映画は、スピルバーグとルーカス、この二人の巨人の商業映画に席巻されるようになる。この功罪は大きく、負の遺産としては、大人の男性が見るべき映画が少なくないにも関わらず、映画を観なくなったことが挙げられる。それは、特に日本で顕著な現象として今日まで続いていると思う。仕事に忙しく、他に娯楽が増えたことが最大理由だろうが、かつての映画の一期一会の感動に浸ることより、現実にある問題に直面するリアリティに心を砕く精神的余裕が無くなっているのではないだろうか。戦後の高度成長期にある大らかな男性社会とは違うもの、それに替わる新しい男性映画が生まれてもいい頃だと思うのだが。

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Gustav

3.5知ってたけど。

2022年3月26日
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超有名なんで勿論知ってはいましたが観たことなかった長編シリーズなのでDisney+に入ったきっかけで観てみました。
なんだか古き良き時代みたいなのを感じました。面白かったので少しずつ観ていきたいと思います。

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しじみの短い感想文

5.0たまに見返しています

2021年11月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

この作品が昔のとは思えない、スピード感と勇気冒険友情家族全てあるので、はまったのね

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れこほた

5.0もう今更感は、ありますが・・・ SF映画の金字塔。この作品が制作さ...

2021年11月12日
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鑑賞方法:映画館

もう今更感は、ありますが・・・
SF映画の金字塔。この作品が制作されなければ、SF映画というジャンルは、
確立されていません。
やっぱり1本目が最高にワクワクします。

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tear

5.0古典の踏襲であり、これまでは無かった映画

2021年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

単純

興奮

萌える

このエピソードIVだけを見れば、
 筋はディズニーのおとぎ話や、西部劇・海賊冒険譚そのものーお姫様を、少年や青年が、お供を連れて、老賢者の力を借りて、助けに行く話。弱っちい正義側を助けて、圧倒的な悪を滅ぼすというところも王道中の王道。

なのだけれども、

 人型ロボットは、日本人にとって身近だったはず。アトム・鉄人28号・マジンガーZ・キャシャーン…。他にも、あんなのや、こんなのや…。
 なのに、C-3POやR2-D2を見た時の衝撃。R2-D2なんて人型ですらない(手塚治虫氏の漫画『火の鳥』のロビタに似ているけれど)。
 それなのに、物語の重要な狂言回しであり、コント=お笑い担当でもあるなんて。誰よりも、取り換えの利かないSWを代表するキャラクターとして大活躍するなんて。
 通訳ロボットC-3POとの掛け合い。言葉を話さないR2-D2とのやり取り。自分を売り込むことにたけているC-3POと、無言で実直なR2-D2。この映画のキャラの中で一番人間臭い。この2体だけで、一本の映画が撮れそうだ。脚本の勝利。

 キングコングもどきが、バディなの?

 お姫様があんなにお転婆で口が悪いなんて。あんな所に自ら飛び込んじゃうなんて。そんな扱いでいいのか?!『アリーテ姫の冒険』が発表される前。『ローマの休日』のお姫様とは大違い。金髪じゃなくてブルネットのお姫様というのも”初”だと、何かで読んだ。

 かつ、助けられたお姫様と助けた主人公は結ばれて、めでたし、めでたしじゃない!!!

そして、

 ダース・ベイダーの圧倒的迫力のラスボス感!!!(黄金バットに似ていると思うのは私だけか)
 なのに、さらにその上を行く設定の”皇帝”もいるらしい。との、チラ見せで、巨大な”帝国軍”のイメージを強化する。
 えっ?!ラスボス出てこないの?

さらに、

 柔道着や、チャンバラをイメージさせる意匠。
 中国の”道(タオ)?”のような概念。
 え?東洋思想がベース?
 今でこそ、かっての日本のバブル期、最近の中国の台頭でメジャーになった感がある東洋思想。80年代には、環境問題に後押しされて、東洋的なものを取り入れることがトレンディーだとされて、いつの間にか忍者とかもUSAに広がっているけれど…。まだまだ”東洋の山猿”とか、結構馬鹿にされていたころ。
 USAに、日本が認められたようで、鼻が高かった。
 チャンバラが、いかにも私たちの日常のチャンバラと同じレベルで、真似しやすくってうれしかった。

なんて、いくつもの”初”に興奮した。

そして、

 初めて見るSFXの世界。
 否、日本にだって特撮はあった。『ウルトラQ』、『悪魔くん』etc…。
 でも、違う。
 あの街を行きかう宇宙人たちの動き。馬のように乗りこなしている家畜たちの動き。あんなに、あんなに、あんなにたくさん…。
 後半のファイト場面のグラフィックのセンス。スピード感。ゲームで、自分が操縦かんを握っている感覚になってくる。懐かしのインベーダーゲームっぽいところもツボ。
 それでいて、ダースベイダーがぐるぐると回ってどこかに吹き飛ばされる抜け感(『タイムボカン』かあ?)。

 どこかで観たことがある風景に近くてノスタルジックな気持ちを刺激されつつ、でも月が二つあるまだ見ぬ風景。

CGを多用した今の映像よりも、宇宙の広がりを感じさせるのはなぜだ。

安定した痛快な物語の中にある意外性。
展開が早く、勢いがある。
反面、ご都合主義とか、後から作られた映画との整合性とか、ツッコミどころも満載。
一つ一つのエピソードは身近にあるもの(ex.借金取り、ごみシューターへの逃避、チャンバラ…)。
おいしいツボがたくさん隠れている(元ネタがあるものもあるし)。
マニアックな監督が、マニアックな観客に送った暗号を紐解くような感覚。

こりゃ、はまるわ。

やっぱり金字塔です。

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とみいじょん