シンシナティキッド

劇場公開日:

解説

リチャード・ジェサップの同名小説を、リング・ラードナー・ジュニアと、「博士の異常な愛情」のテリー・サザーンが共同で脚色、「スリルのすべて」のノーマン・ジュイソンが監督したギャンブラーのドラマ。撮影は「36時間」のフィリップ・ラスロップ、音楽は「泥棒を消せ」のラロ・シフリンが担当した。出演は「大脱走」のスティーヴ・マックィーン、「シャイアン」のカール・マルデン、「テスト・ハネムーン」のチューズデイ・ウェルド、ほかにリップ・トーン、ジョーン・ブロンデル、ジェフ・コーリーなど。「いそしぎ」のマーティン・ランソホフが製作した。

1965年製作/アメリカ
原題:The Cincinnati Kid
配給:MGM

ストーリー

シンシナティ・キッド(スティーヴ・マックィーン)は渡り者の賭博師。ニューオーリンズの町の小さな賭け金稼ぎに嫌気がさしたころ、ポーカーの名人ランシー(エドワード・G・ロビンソン)がやって来た。キッドはいつか、ランシーと手合わせを、と考えていたので、この社会の長老格シューター(カール・マルデン)にその機会を頼んだ。シューターはかつて血気の勝負師、キッドの自信過剰をたしなめたが結局、2人は対戦した。さて、キッドにはクリスチャン(チューズデイ・ウェルド)という情婦があった。彼女はキッドを深く愛している。が、彼女はもっと安定した生活、家庭、そして子供たちを欲していた。キッドの方は、彼女を愛してはいたが、シューターの妻メルバ(アン・マーグレット)に求められ、その魅力にとりつかれるような、曖昧さも持っていた。大手合わせは全国から人を集めて大きな興奮のうちにスタート。1人ずつ脱落して最後に残ったランシーとキッドの決戦--。キッドは敗れた。完全に孤独だった。だがクリスチャンだけが、彼を暖かく迎えた。彼女は彼が勝ったのか負けたのかも知らなかった。賭博師の女の、暗黙のルールで、カードのことに関しては一切係らないのだ。彼が文なしだとわかると、彼女は持ち金のすべてを彼に渡した。12ドル。キッドに生気がよみがえる。いつもの元気な様子で、じっと見守った。クリスチャンに背を向けながらいう「アパートに帰ってろよ。そこで会おう。」

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

フォトギャラリー

  • 画像1

写真:AFLO

映画レビュー

3.5なるほど👏

2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

興奮

マックイーンはカッコいい👍
ラストは何種類かあるみたいだが、今回は、ポーカーに負けて落ち込んでる時に、黒人少年とコイン投げをやってさらに負けるというラスト🙌
多分、これがオリジナル👍

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ヒックス伍長

3.0まあ普通

2021年10月18日
スマートフォンから投稿

特筆すべき作品ではありません。
勝負のシーンももう少し緊迫感が欲しいですか、演出不足でしょう。
犯罪王リコは恐らく演技抑え目なんでしょうが、それでも存在感凄すぎで、さすがのマック君も見劣りします。そこが見所といえば見所かも?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
越後屋

4.0ジグソーパズルのピースを削って強引にはめる女。ずるい女、ばいばいありがとう、さようおなら。

2020年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
kossy

4.5とにかくマックイーンがカッコイイ

2020年1月13日
スマートフォンから投稿

知的

映画が大人が観るものだった時代の、いい映画。終わり方もいい。昨今の子供向けな分かりやすい展開(安直な感動、よくできた起承転結、ドンデン返し、伏線回収、CG…)は無いので、頭の悪い人や、子供には低評価になるでしょう。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ブロディー署長
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「シンシナティキッド」以外にこんな作品をCheck-inしています。