シングル・アクション

劇場公開日:

解説

とぼけたユーモアを交えて描いた現代版メキシカン・ウェスタン。監督は「エル・マリアッチ」(監督はロバート・ロドリゲス)でタイトルロールを演じたカルロス・ガラルドで、製作・脚本・主演も兼ねている。撮影はリカルド・パディーラ。音楽はミカエル・ゴンザレス。

1996年製作/80分/メキシコ
原題:Single Action
配給:日活
劇場公開日:1998年5月30日

ストーリー

メキシコの片田舎の街にひとりの男(カルロス・ガラルド)がやってきた。彼は政府の諜報部特殊捜査官。彼は身分を隠して次期大統領候補暗殺事件の首謀者と思われる男・カマロ(オスカー・カスタネーダ)を捕らえようとしていた。ひょんなことからホテルの経営者を助けた男は、この街は麻薬を取り仕切るカマロと銃を取り仕切るマッコ(ミゲル・グルザ)によって支配されていることを聞かされる。男は街のカフェの娘ハルミ(アレハンドロ・プラド)を通じてマッコと接触した。マッコは実は政府と通じている大佐で、カマロが暗殺に関与していることを知ってからずっと彼を葬り去る機会を狙っていたのだ。カマロを倒すためにマッコと手を組む男。その夜、ハルミがやって来て男とベッドを共にする。彼女はマッコの娘だった。カマロ一家に潜り込もうとする男だったが、計画が見破られた。国外逃亡を計るカマロを追う男とマッコ。カマロの手下たちを得意のガンプレイで倒した男はマッコに銃を渡す。昔ながらの決闘方法でカマロと対峙したマッコは見事に彼を破った。暗殺の証拠を入手しさっそく本部に連絡する男にマッコは、暗殺された大統領候補は自分の兄なのだと告白するのだった。

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