ショック集団

劇場公開日:

解説

精神病院を舞台に、殺人事件の謎を追う新聞記者の姿を描くサスペンス・ドラマ。監督・製作・脚本は「裸のキッス」のサミュエル・フラー、撮影はスタンリー・コルテス、音楽はポール・ダンラップが担当。

1963年製作/101分/アメリカ
原題:Shock Corridor
配給:ユーロスペース
劇場公開日:1965年9月28日

ストーリー

精神病院で起った殺人事件の犯人を突き止めるために、新聞記者ジョニー(ピーター・ブレック)が1年間の訓練を受け、狂人として病院内に潜入して真実を探る。自分の恋人キャシー(コンスタンス・タワーズ)を妹と偽り、面会に来させて外部との連絡に使い、他の患者と接触して情報収集に励むのだが、彼らの狂気の姿と異常な環境の影響で、次第に自分自身の精神のバランスを崩していく。思わぬ犯人が判明し、彼は念願のピューリッツァー賞を受賞するが、その時にはすでに、彼自身も狂気の世界に完全に足を踏み入れてしまっていたのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5ホラーより怖い

2023年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

目的のためとはいえ、深く考えることなく
ああいうところに行ってはいけないですね・・・

普通にしてても朱に交われば赤くなるというのに
どんどん正常とは何かが
あやふやになっていく。

ヘタに怖がらせようとしてくるホラーより
怖いかもしれません。

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こまめぞう

2.5"スローン"

2019年3月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

難しい

潜入捜査版「カッコーの巣の上で」みたいな原作は62年だから、参考にした!?

ンな訳はないだろうが、共産主義に寝返ったアカや黒人のクー・クラックス・クランに原爆博士など狂いに狂った連中に囲まれて、序盤と終わりに神が世を滅ぼす時には人を狂わせる的な文言がまた怖い。

当時としてはショッキングな内容とオチだったのかもしれないが、物語の筋を把握してからは大体の予想は付く感じで。

全体的にオドロオドロしい雰囲気を醸し出していて、映画館で見たら奇妙さが際立っていたかも。

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万年 東一

5.0お見逃しなく。この愚かな回廊で雨が降らない、地獄の黙示録の川です。...

2018年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

お見逃しなく。この愚かな回廊で雨が降らない、地獄の黙示録の川です。終わりは神話の崩壊を準備する。

ショックコリドーは、暗闇と狂気へのゆっくりとした浸透を描く映画として、誰も羨むことはありません。フォームの干ばつ、手段の経済、謙虚さ、特に監督の大胆さ、ステージングのアイデアの発明性は、50年後のサミュエル・フラーの選択に理由を与える。意外にも、この映画は年齢が上がらず、視聴ごとに改善されます。

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Fayçal

2.5精神病院の体験取材

2017年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

単純

ピュリッツァー賞狙いで、精神病院の内部取材を画策、医者をだまして入り込む。
殺人事件の真相に近付いていくが、本人の精神も変調をきたし始める。
こんなことを企むこと自体・・・。

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いやよセブン