劇場公開日 1993年7月17日

「娯楽映画の最高峰」ジュラシック・パーク グッチさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0娯楽映画の最高峰

2023年4月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

今年の午前十時の映画祭13で何回目かの鑑賞。やっぱり、何度観ても面白い。
原作、監督(スピルバーグ)、役者、演出、特撮、(わかりやすい)ストーリー、そして音楽(ジョン・ウィリアムズ)と、こんなに全てが揃っている映画はそうそうありません。
ジョン・ウィリアムズの音楽は大きな恐竜が悠然と歩いている情景にまさにピッタリです。(本当にこの人は映画のイメージ通りの音楽を作りますね)
30年前の映画なので、最近主流の何から何までCGで作ってしまうのではなく、適度に実写が入っているところにCGでは出せないリアリティーを感じます。30年経ってCGばかりの映画を観てきた今、当時よりもより実感できます。
観客に実際に恐竜を見てみたい、映画に出てくる学者のように見たらきっと感動するだろうと思わせながら、一方でやってはいけないことをやったらどうなるかという、人類に対する警告というテーマも深い。余韻を残す終わり方もよい。
やはり、「娯楽」映画の最高峰ではないでしょうか。

グッチ