劇場公開日 1961年1月22日

「家族を幸せに出来ない熱血漢」シマロン(1960) 重さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5家族を幸せに出来ない熱血漢

2021年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

グレンフォード扮するヤンシークラヴァットは、オクラホマの未入植地にたまらない魅力を感じていた。マリアシェル扮するセイブラもヤンシーに妻として付いて行った。.ヤンシーはオクラホマでは顔で、イカれた荒くれという意味でシマロンと呼ばれていた。夢がなきゃあこんな荒野に来たって意味がない。何と土地を目指して一斉に走り出すんだね。まさに生涯をかけた競争だ。馬車を潰された者は負け、一番に肥えた土地にたどり着いた者の土地になる訳だ。ヤンシーは土地の開拓をあきらめ新聞を作ろうとした。ここでも先住民いじめといった人種差別もあったがヤンシーは血気盛んに立ち向かった。なかなかな人格者で熱血漢だった様だが家庭は二の次で家族を幸せに出来ない男だね。

重