「ラジー賞新人賞候補作品」死の接吻(1994) みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
ラジー賞新人賞候補作品
タイトルがハードボイルド系のストーリーを匂わるし、ニコケイが出演してるしで当初は期待したのだが、いざ蓋を開けてみればトホホな内容のクライム・ムービーでした。
この頃のニコケイは俳優としての進路に迷いでもあったのか。
それでもまだ印象の薄かった主演のデヴィッド・カルーソ(誰?って感じ)よりも個性が際立っていました。
ニコケイ演じる残忍なリトル・ジュニアは、ギャングなのに金属アレルギーで喘息持ちと言う風変わりなキャラ設定でした。
そんなスッゲー虚弱体質なヤツが、何とセクシーなお姉ちゃんをバーベルがわりにベンチプレスなんかしてるんですよ。
その時のニコケイの台詞が「パパ見て、もうちょいで40回だよ」だったから思わずズッコケちゃいました。
今となってはもうこのシーンぐらいしか自分の頭の中には残っていません。
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