劇場公開日 1962年12月15日

「「史上最大の作戦」を観て・・」史上最大の作戦 Ryoichiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5「史上最大の作戦」を観て・・

2015年11月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

この映画の邦題「史上最大の作戦」は水野晴郎が付けたらしい。1944年6月6日に連合国軍により行われた最大の作戦「ノルマンディー上陸作戦」を映像化したもの。敵の上陸を許した枢軸国ドイツ軍はそのまま敗戦に繋がってしまう。悪天候が続き、なかなか作戦を決行する日が決められない連合国軍の上層部。結局GOサインを出した最高司令官アイゼンハワーは、英雄となり戦後アメリカ大統領となる。ドイツ軍はヒトラー総統もロンメル元帥もこの作戦に参戦していなかった。
戦争映画の名優ジョン・ウェインは、落下傘部隊の隊長として登場する。しかし、目標から落下地点が5マイルもずれてしまう。しかも着地の時に足を骨折してしまう。荷車に載せられて移動するが、そこで木にぶら下がったまま亡くなった部下を思いやる。
連合国軍の上陸作戦は困難するも成功する。海から上陸した歩兵部隊の戦闘シーンは凄まじい。
口笛の鳴るこの映画のテーマ曲は余りにも有名。作品は1962年度アカデミー賞を受賞。

Ryoichi