劇場公開日 1997年11月15日

さまよえる人々のレビュー・感想・評価

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3.0ダッチマン

2022年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 広大な麦畑の真ん中にポツンと立っている巨大な顔の石像。吟遊詩人カンパネラも不気味な存在でありながら、少年ダッチマンと奇妙な友情が芽生えた。

 村の家々の真ん中に大きな肥溜めがあるのもグロを象徴しているが、その肥溜めをめぐり、最初のオランダ人、地主、その息子ダッチマンとエピソードが続く。かなり汚いファンタジー映画といった前半の印象でした。終ってみると、3代にわたる物語だったわけですが、最初の吟遊詩人が父親を表現していたのだろうか・・・金の聖像も途中で売ってしまっているし・・・どうも納得がいかない。吟遊詩人のカラスの羽で出来た衣装も、飛ぶ=カラスという図式が途中でくずれてしまっている。まぁ、雰囲気だけを楽しめばいいのでしょうけど。

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kossy