劇場公開日 1969年12月20日

「嘘を嘘で固めると徐々にほころびが・・・という雰囲気のコメディ。」サボテンの花 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0嘘を嘘で固めると徐々にほころびが・・・という雰囲気のコメディ。

2021年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 もし結婚することになっても診療所で働いてるステファニーを見たら嘘がバレるはずなのに。などと考えてみると、やっぱり嘘はつくべきではななかったと。不倫やフリーセックスが市民権を得ていた時代背景だから成り立つストーリーなんだろうけど、トニーの考え方も当時の現代っ子ぶりを象徴していたのかな。

 イングリッド・バーグマンがオールドミスを演じているのだけど、登場人物がバーではち合わせたところが笑える。夫と恋人と現在の恋人と未来の恋人と一緒にいる!ゴールディ・ホーンが驚く。

 結末は年齢的なこともあって見えてるんだけど、イングリッド・バーグマンの魅力が全てをまとめてくれたのかなぁ。診療所に置き忘れた花の咲いたサボテンが2人を結びつけたんだろうけど・・・それにしても女性2人のヘンテコなダンスは良かった。

kossy