五福星

劇場公開日:

解説

ドジのポリスとサギ師5人組が、ヒョンなことから協力し合い、ニセ札づくりのマフィアと対決するというクンフー・アクション。製作は鄒文懐(レイモンド・チョウ)、脚本は洪金寶(サモ・ハン・キンポー)が担当。出演は成龍(ジャッキー・チェン)、元彪(ユン・ピョウ)、洪金寶(サモ・ハン・キンポー)、鐘楚紅(チェリー・チェン)、呉耀漢(リチャード・ウン)、秦祥林(チャーリー・チン)、岑建勲(ジョン・シャム)、馮淬帆(フォン・ツイファン)など。

1984年製作/101分/香港
原題:The 5 Lucky Stars 奇謀妙計
配給:東映

ストーリー

刑務所仲間のサギ師五人組-太っちょドロボーのポット(サモ・ハン・キンポー)、自動車部品ドロのチンケ(リチャード・ウン)、宝石ドロのハンサム(チャーリー・チン)、政治犯のモジャ(ジョン・シャム)、一番年長のマジメ(フォン・ツイファン)は、出所後、社会復帰をこころみ、清掃会社を開業。美人の妹(チェリー・チェン)のいるモジャの家をアジトに仕事に精を出す五人。といっても、チンケが透明人間となったと信じてワルサをし、皆のひんしゅくをあびたり、ノン気なもの。一方、ニセ札グループを追っていたダメ刑事(ジャッキー・チェン)は誤認逮捕で交通班に格下。ローラースケート大会で妙技を披露してウサを晴らしていたら、ちょうどマフィアのニセ札原版取引に出くわす。犯人を迫跡する刑事はローラースケートのまま高速道路ヘ。結果は犯人を逃して、道路はクラッシュした車で大混乱。ニセ札カバンは五人組の清掃バンの中へ。そうとは知らぬ五人組は仕事をふやすために、マフィアのボスのパーティ会場へ潜入。だが、カバンの行方を追うマフィアに大騒動の末つかまった。妹が人質となり、翌日、五人組は交換にカバンをマフィアの倉庫ヘ持っていくことになった。そして倉庫でマフィアと五人組、さらにダメ刑事以下の警察も現れてテンヤワンヤの大混戦が繰り広げられる。その結果、事件は無事解決。マジメが実は警察幹部の人間というオマケもついた。

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映画レビュー

3.5やっぱり、ジャッキーの場面が良い。サムハンキンポーのほうが、運動能...

2022年8月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

やっぱり、ジャッキーの場面が良い。サムハンキンポーのほうが、運動能力はたかいのだろうが、演舞になってしまっている。

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マサシ

4.5BGMの重要性を痛感したバージョンの差

2021年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

刑務所仲間の5人組が、ギャングの抗争に巻き込まれて奮闘する物語。

サモ・ハン・キンポーが主演、ジャッキー・チェンが客演するコメディアクションです。
とても、楽しく、気持ちの良い映画に仕上がっていると思います。

何より、主役の6人(5人組+ヒロイン)のキャラが素敵です。ドジで間抜けで、ドロボーではあるんだけど憎めなくて。
そんな素敵なキャラ達の、出所後に立ち上げた清掃会社で頑張る姿が面白おかしく描かれていて、思わず頬を緩めてしまいます。
笑いに嫌味がないのも良いですね。多少ある嫌味は、弄られ役が主人公サモ・ハン・キンポーになっているので程よく中和。嫌な気分にならずに楽しめます。

アクションも勿論素晴らしい出来栄え。現代劇に初?出演のジャッキー・チェンのローラースケートも見事でしたし、サモ・ハン・キンポーを交えた二人の格闘アクションも見事でした。
ただ、この映画の魅力は、コメディがアクションに追い付いているところ。コメディを担う面々も、笑いを散りばめながらしっかりとアクションシーンで活躍しているところも見所です。

ストーリーは、正直適当。辻褄が合わず、普通なら断罪したいレベルですが、映画全体の魅力が勝っていて余り気になりませんでした。

評点は、4.5。ただし、この評点は日本公開版に付けたもの。陣内孝則さんの「スーパースーパースター」の軽妙なBGMに乗ったジャッキー達の活躍は、とても魅力的なものでした。現在、CS等で放映されるオリジナルバージョンはそのBGMを使っておらず、とても残念に感じます。日本公開版の放映もしてくれないのかな・・・

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よし

2.5ひげの人が面白かった。

2021年5月10日
PCから投稿

笑える

楽しい

ジャッキーは、おまけ。
ユンピョウは、おまけのおまけ。
サモハンと香港映画で良くみる脇役達が主役。
ゆる~いコメディ作品。
ジャッキーのいつもの映画を期待して観ると、がっかりする。

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トラ吉

1.5香港映画らしいが

2021年3月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

単純

泥棒、詐欺師、抜けた警官と揃って調子の良い奴らばかり。
テキトーなこの感じが、昔話みたいな冗談の繰り返しで笑えるほどではないが、これが香港の喜劇的な展開なのだ。
私自身があんまり笑えた試しがない吉本新喜劇とかと同じようなもので触れ続けた文化によって笑いにも違いがあると言うことだろう。
いきなり全盲の路上ライブする家族が出てきたり、唐突なので面食らうが、これが当時の香港テイストだった。

五福星の面々はそれぞれの特徴はあるもののお調子者ばかりで、どこがで見たことのある役者だが、サモハン以外は見たことある程度の認知度しかなくて、ピンと来ない。
ただジャッキー・チェン、ユン・ピョウ等その後の香港映画で活躍する役者が多数出演してるのは良いとして、肝心のストーリーは悪ふざけのショートコントを繋げたつぎはぎ感が強いので、この香港テイストに馴染めないと「どこが面白いの?」となってしまう。
当時見たはずなのに、改めて見たら「なんだこりゃ?」となってしまった自分だった。

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