劇場公開日 1952年10月23日

黒騎士(1952)のレビュー・感想・評価

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3.5それなりに楽しめる中世ヨーロッパのアクション映画

2022年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ジョーン・フォンテイン目当てで観てみたら、本作の原題は『アイヴァンホー』であり、歴史アクション大作にちょっと恋愛ドラマを含む映画だった。
1952年作品としては大作であり、アカデミー作品賞・アカデミー撮影賞(カラー部門)にノミネートされた映画。

12世紀のイギリスを舞台に、イングランド国王が行方不明になったのが王の弟の陰謀であり、監禁されている国王を助けるために活躍するアイヴァンホーの物語。

アイヴァンホーを演じるのはロバート・テイラー、彼の恋人ロウエナがジョーン・フォンテイン、そしてユダヤ人の裕福な娘レベッカを演じるのがエリザベス・テイラー。
映画を観ていくにつれて、「そういう配役か…」と思いつつ、「これは、勇者ロバート・テイラーに、ジョーン・フォンテインかエリザベス・テイラーを選ばせるのかな?」と思ってしまう三角関係の行方が楽しい(笑)
あと、「自分ならジョーン・フォンテインだな…」というのも好みの問題(笑)

映画全体としては、王位の奪還劇メインのアクション映画なので、恋愛的側面は二の次。

また、馬に乗った騎士がそれぞれ反対側から馬でかけてきてすれ違いざまに戦う場面は、やはり迫力あり。
何年か前にも、ほかの映画で同じ決闘場面を観たのだが、映画タイトルが思い出せない(^^;

ジョーン・フォンテインは、さすがテクニカラー映画への出演ということもあって、綺麗な色の服が多い。特に綺麗だったのは、馬上決闘を見守るシーンで着ていた黄色の服。

そして、エリザベス・テイラーも結構綺麗であり、やはり若い!
顔も小さいし、なかなか美しい。
ちなみに、本作で共演したジョーン・フォンテインよりも15歳ぐらい若い。

黒騎士(ロバート・テイラー)のライバルを演じる強者はあのジョージ・サンダースが演じている。

それなりに楽しめる中世ヨーロッパのアクション映画であった。

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たいちぃ