クリスチナ女王のレビュー・感想・評価

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3.5グレタ・ガルボの圧倒的存在感

2023年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

本作は、やはりグレタ・ガルボの女王としての堂々とした存在感に圧倒される。
それだけでなく、国王の地位よりも愛……という人間らしさに感動を覚える。

国王だった父親の戦死によって、スウェーデンの女王となったクリスチナ女王(ガルボ)は、国政を信頼されながら仕切っていた。ただ、女王ということで「跡継ぎを生まなくてはならない」という重荷みたいなことがある。
そんな折、気晴らしに出かけた雪降る山中でスペイン人と出会う。そして恋するのだが…という展開。

本作は、恋愛シーンの後の再会場面で『ローマの休日』に近い雰囲気を感じた。

途中「男装の麗人」となる場面で、観ているこちらとしては、まったく男装に見えない(笑)
まぁ、そういう物語なので……と流すのみ。

グレタ・ガルボの顔のアップを映したシーンが印象的であった。
ルーベン・マムーリアン監督によるなかなかの佳作。

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たいちぃ