黄色いロールスロイス

劇場公開日:

解説

「予期せぬ出来事」のコンビ、テレンス・ラティガンの脚本を、アンソニー・アスキスが監督したオムニバス・ドラマ。撮影は「サーカスの世界」のジャック・ヒルドヤード、音楽は「第7の暁」のリズ・オルトラーニが担当した。出演は「マイ・フェア・レディ」のレックス・ハリソン、「大列車作戦」のジャンヌ・モロー、「何という行き方!」のシャーリー・マクレーン、「さすらいの狼」のアラン・ドロン、「訪れ」のイングリッド・バーグマン、「日曜日には鼠を殺せ」のオマー・シャリフほか。製作はアナトール・デ・グランウォルド。

1964年製作/アメリカ
原題:The Yellow Rolls-Royce
配給:MGM
劇場公開日:1965年2月26日

ストーリー

1930年代初期のロンドン。国務大臣フリントン侯爵(レックス・ハリソン)は、ある自動車屋の前で目のさめるような黄色いロールス・ロイスを見つけた。彼は結婚10年目のプレゼントとしてさっそく買い求め、妻のエロイズ(ジャンヌ・モロー)に贈った。アスコット競馬の日、彼はかねてあやしいと思っていた妻と部下フェインの情事を知ってしまった。しかも黄色いロールス・ロイスが彼らの情事の場所だった。忌まわしいと感じた彼は車をもとのショウ・ルームにもどしてしまった。数年後、ロールス・ロイスはアル・カポネの子分パオロ(ジョージ・C・スコット)に買いとられた。彼は情婦のメイ(シャーリー・マクレーン)をつれてイタリアの旅に出た。途中彼らは街頭写真師ステファーノ(アラン・ドロン)を乗せたが、メイがこの美青年を意識し始めたので、パオロは彼を車からおろしてしまった。その頃、パオロに電報がとどき、縄張りを守るためマイアミに帰っていった。メイはさっそくステファーノに再会したが、パオロが帰ってくることを知り、この情事をあきらめねばならなかった。1941年、黄色いロールス・ロイスはイタリアの町で、アメリカのミレット夫人(イングリッド・バーグマン)に買い取られた。彼女はこの車でユーゴスラビアに向かった。途中ダビッチ(オマー・シャリフ)という、国外追放されているユーゴスラビアの志士を同乗させた。彼は祖国がナチ・ドイツの侵略の危機にさらされていると感じ、一刻も早く、祖国への潜入をねらっていた。彼を無事に送りとどけたが、爆撃を目のあたりにみた夫人はロールス・ロイスを駆使して負傷者の救出にあたった。やがて夫人はナチの非道を訴えるためそこを脱出し、汚れ傷つきはしたが、なお気品と誇りをたたえている黄色いロールス・ロイスと共にアメリカに向かった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第23回 ゴールデングローブ賞(1966年)

受賞

最優秀主題歌賞

ノミネート

最優秀作曲賞 リズ・オルトラーニ
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映画レビュー

4.0ロールスロイスの数奇な運命

2023年9月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

幸せ

萌える

テレビ上映で観ました。ドロン樣からバーグマン迄のオールスター?。最後はアメリカの高速を走るシーンが妙にホッとしました。

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