劇場公開日 1952年9月4日

「アメリカ史の体現者スカーレット・オハラ」風と共に去りぬ keitaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アメリカ史の体現者スカーレット・オハラ

2012年4月27日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

クラシック作品の中でハッピーエンドでは無いのに大衆にこれ程に受け入れられたのは非常に珍しいと思う。
もちろんベストセラーの映画化という強みもあり大金を投じて超大作として作られた経緯もあるが、この作品がアメリカ大衆に支持された理由には、スカーレット・オハラという人物がアメリカ建国、多くのものを犠牲に踏み台にしてきた歴史を体現したからであろう。
アメリカというアイデンティティーを紐解くうえで非常に大切な一作である。

keita