カジノ・レイダース

解説

愛と友情、そして時には命までも賭けるギャンブラーたちの野望を描く香港ノワール。主演のギャンブラー・コンビに、香港映画界で一、二を争うトップ・アイドルのふたり、アンディ・ラウとアラン・タムがふんする。監督は、「ゴッド・ギャンブラー」「シティハンター」など娯楽派として知られるバリー・ウォン。

1990年製作／香港
原題：Casino Raiders 至尊無上
配給：松竹富士
劇場公開日：1991年8月10日

ストーリー

腕の立つギャンブラー・コンビ、サム（アンディ・ラウ）とクラブ（アラン・タム）は、アメリカでカジノを経営する友人からイカサマの摘発を依頼され、見事にこれを果たす。しかし、香港に帰るとふたりに痛めつけられた宮木組がおとしまえをつけようと狙ってくる。クラブを助けて負傷したサムは左手が不自由となり、結婚して実業家へ歩み出す。クラブも恋人と連れ立ってブラジルで心機一転を計ろうと最後の大博打に打って出て、大金をものにする。しかし、またも打ち負かされた宮木組がサムの妻を誘拐してしまう。友人夫婦の危機を救うべく、クラブは恋人を置いて宮木邸へ向かい、無事救出するのだった。