劇場公開日 1972年7月8日

「カーチェイスが凄い!」おかしなおかしな大追跡 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5カーチェイスが凄い!

2020年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 同じチェック柄の旅行鞄が4つ。奇跡的に同じホテルの17階に宿泊する面々だったが、FBIの男がスパイを追っていて、ホテルマンと探偵がマダムの持っていた宝石を狙い、それぞれ間違えて盗んでしまうという展開。ストーリーの核となるのが、音楽理論研究家のハワードが婚約者と別々の部屋に泊まり、ララビー財団の奨励金2万ドルを得ようとする。そこへ放浪娘ジュディが彼を追い回すといったラブコメディ部分。

 結局ハワードとジュディが4つの同じカバンを持って逃走するといった、ストーリーはどうでもいいほどのドタバタなのだが、後半のカーチェイスが凄い!序盤でも平気でクラッシュさせるカーアクションもあり、中盤の火事騒動がもったいないと思えるくらいなのです。

 音楽もそれなりに心地よく、最初と最後にはコール・ポーターの曲をバーブラが歌い上げている。邦題の“おかしなおかしな”もその後の“大泥棒”や“大冒険”と続く、ワーナーの作品の伏線となっているのだろうけど、原題はWHAT'S UP DOC?というルーニー・チューンズの有名な台詞。ラストに出てくるアニメによって納得する。尚、「アカデミー賞にひとつもノミネートされなかった傑作映画50本」の中の1本でもある。

kossy
CBさんのコメント
2020年4月11日

> 「アカデミー賞にひとつもノミネートされなかった傑作映画50本」の中の1本でもある

そうなんですね。自分の当時のレビューは、ずいぶんと冷たいけれど、またいつか観る機会を作りたいです。(たしかに、いい映画じゃなきゃ、名画座にかからないわな)

CB