栄光の野郎ども

劇場公開日:

解説

ホフマン・バーニーの原作を「ダンディー少佐」のサム・ペキンパーが脚色、「酋長ジェロニモ」のアーノルド・レイヴンが監督したアクション西部劇。撮影は「ハッド」(アカデミー賞)のジェームズ・ウォン・ホウ、音楽はリズ・オルトラーニが担当した。出演は「枢機卿」のトム・トライオン、「不沈のモリー・ブラウン」のハーヴ・プレスネル、「ダンディー少佐」のセンタ・バーガー、マイケル・アンダーソン・ジュニア、スリム・ピケンズ、「チャップマン報告」のアンドリュー・ダッガン、アダム・ウィリアムズ、ピータ・ブレックほか。製作はTVで活躍中のジュールス・レヴィ、アーサー・ガードナー、アーノルド・レイヴンの3人組。

1965年製作/アメリカ
原題:The Glory Guys
配給:ユナイテッド・アーチスツ
劇場公開日:1965年9月4日

ストーリー

白人の横暴な圧力に耐えかねたシャイアン族の蜂起の報に第三騎兵隊の総力が結集されることになった。ドニファン砦に集まったのはハーロッド大尉(トム・トライアン)のほかに、新兵のマーティン(マイケル・アンダーソン・ジュニア)、デューガン、クレーン、クラークらだった。マッケーブ将軍と対面したハーロッドは、6年前の戦いで将軍の個人的な名誉のために犠牲になった多くの新参兵のことを思い出して不快だった。一方、インディアン・スカウトのソル(ハーヴ・プレスネル)も、シャイアンに殺された牧師の娘と結婚するためにこの地に来た。夜を日につぐ猛練習から、ちょっとしたことから、騎兵隊員同士が喧嘩をしたが、その責任追求のてんやわんやの捜索行が皮肉にもソルとの間に奇妙な愛情が芽生えた。他の若い隊員にもさまざまなロマンスが生まれたが、いよいよ出撃の朝、650人の騎兵隊員と40人のインディアン・スカウトの進軍が始まった。そして作戦も完了していた。しかしいたずらに功をあせったマッケーブが予定を変更、ハーロッドの意見は一蹴された。そして案の定、それが失敗かに見えたときソルの機転で難を逃れたが、ソルは自から命を落した。朝が来た。騎兵隊は勝利を獲得したが、幾百の兵士の命とひきかえの苦い勝利だった。ハーロッドの心は、恋仇ソルを失ったことで重く沈んでいた。ロマンスの成就と、生き残ったことの幸せを喜ぶ若い兵士の中で。

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