劇場公開日 1977年4月23日

「 船ではなく飛行機が海に沈んでゆくという珍しいパニックもの。『大空...」エアポート'77 バミューダからの脱出 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 船ではなく飛行機が海に沈んでゆくという珍しいパニックもの。『大空...

2018年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 船ではなく飛行機が海に沈んでゆくという珍しいパニックもの。『大空港』に『ポセイドン・アドベンチャー』の要素を取り入れたといった感じだ。ジャック・レモン演ずる機長もいいのだが、クリストファー・リーとリー・グラントの夫妻の演技もいい。その他の登場人物は描き方が薄い。

 沈んだ船では救難信号を送ることもできず、まずは機長だけが脱出して信号を送る。その際、クリストファー・リーが水圧で壊れたドアに押しつぶされ死んでしまう。救助に入った海軍とコーストガードは気球を膨らませて、機を持ち上げるという作戦をとった。その様子はある程度緊迫感があるけど、他はそれほど面白くない。せめて空気が薄くなっていく様子とか描いてくれれば・・・さらに、ジェームズ・スチュワートがかなりのんびりした雰囲気にも思えたし・・・

kossy