ウォー・ゲームのレビュー・感想・評価
全6件を表示
令和元年GIGAスクール構想
日本人がパソコンを使い始めたのはWindows95が社会現象になった平成7年(それまで、つまり昭和のパソコンはパソコンオタクが使う気持ち悪い代物でしかなかった)。日本人がパソコンをライフラインにしたのは令和。導入時期は平成だが本格的(国家権力が重い腰を上げた)には令和。GIGAスクール構想と題して文部科学省が動いた事で法的根拠に基づいて日本人がパソコンを使い始めたのがターニングポイント。日本人がパソコンに馴染んだ歴史は意外と浅い。つまり映画公開当初の昭和バブル(正確な昭和バブルは80年代後半)にはパソコンなんてパソコンオタクが使う代物という程度の認識だった。だから公開当初はこの作品の価値が分かる日本人は超映画オタクか(苦笑)時代の最先端を知ってる人間か変わり者の変人か。
AI暴走映画の画期的なオチ!!
自我に目覚めたAIが暴走して人類に牙を向く
って話しは昔から良く有りまして、そのほとんどのオチが
マザーコンピュータの物理的破壊
ですよね、「2001年宇宙の旅」も「ターミネーター」シリーズも。
本作も、暴走した軍事AIが核兵器を発射しようとする話ですが、素晴らしいのは画期的な"オチ"!
暴走するAIに、核を発射すれば報復で打ち合いとなり、地球全土が焼け野原になる「勝者無き争い」となる事を学ばせる為、コンピュータに延々と勝敗が着かない○✕ゲームをさせ、"勝者無き争いは無意味である"と学ばせるという、マザーコンピュータを破壊しないAI暴走映画の画期的なオチ!
この発射カウントが迫る中、延々と○✕ゲームをさせるシーンのハラハラドキドキ緊張感は、「バック・トゥザ・フューチャー」の落雷シーンレベルですね!!
公開当時鑑賞しても、今鑑賞しても、変わらない面白さでした。
ペンタゴンのコンピューターに誤ってハッキングしてしまった少年が、コンピューターの暴走を止める為に奔走する物語。
コンピューター黎明期に、ハッキングにフューチャーした先駆的な作品です。その先見性に今でも驚きます。
コンピューター技術を使った主人公が、大人を翻弄する様はとても爽快で楽しめるものです。でも、彼がスーパーマンでなく、コンピューター以外は普通の少年であることも好感が持てます。
「AIの怖さ」だけではなく、「人間の愚かさ」にも焦点を当てているのが秀逸でした。
ラストの緊迫感、畳みかけは見事でしたし、その結末も示唆にとんだ素敵な終わり方でした。
製作が1983年であることも考えて、高い私的評価を付けた作品でした。
Are you still playing the game? ユルユル
えー、当時のセキュリティ・システムってそんなにユルユルだったの!?っとちょっとビックリします。まぁ、きっと映画的に脚色してあるんでしょうけど。
多分インターネットもまだ一般的じゃなかった頃の作品。なんか電話で通信やってたし。コンピューターが勝手に暴走する恐怖を描いた作品としてはきっと当時は画期的だったに違いない。今観るとレトロ感満載なんですけどね。
何となくなんですが映画を作ってる側があまりITに強くなくって、何処かにあったプロットだけをなぞってる印象が拭えませんでした。何となくハッピーエンドで終わる所も含めて、うーん、何とも80年代って感じですね。
私の人生を決めた映画
高校の頃見て、ソフトウェア開発の道を決めさせた映画(ちなみにハッカーにはなってない、ハッカー体質は残ってるけど)。
あの頃、一人で興奮してた。周りの友人に感動を話してもポカーンとされてたなぁ。
一時期、パスワードをjoshuaにしたなぁ。
個人的には、コンピュータハッキング映画の金字塔だと思っている。
世界全面核戦争ゲーム
1983年の作品なのでガジェットがレトロ感
にあふれていました
しかし古臭いから面白くないということは
無く、作品のテーマも普遍的なものなので
最後まで楽しく観れました
ゲームの続きをしようと主人公に
電話をかけてくるコンピュータが
かわいかったです
全6件を表示