いちごブロンド

劇場公開日:

解説

「群集の喚呼」のジェームズ・キャグニーが、「海賊ブラッド」のオリヴィア・デ・ハヴィランド及び「晴れて今宵は」のリタ・ヘイワースを相手に主演する映画で、ジェームズ・ヘイガンの舞台劇の再映画化である。脚本は「カサブランカ」のフィリップ・G・エプスタイン、ジュリアス・J・エプスタインが協力執筆し、「嵐の青春」のジェームズ・ウォン・ホウが撮影した。助演は「ロビンフッドの冒険」のアラン・ヘール、「砂塵」のジャック・カーソン、劇壇に名あるジョージ・トビアス等である。1941年作品。

1941年製作/アメリカ
原題:Strawberry Blonde
配給:セントラル映画社
劇場公開日:1947年6月

ストーリー

ビフ・グライムスは通信教授で免状をとった歯科医である。1900年のニューヨークの一角、ある日曜日の午後である。ビフは親友のギリシア人の床屋ニコラスと馬てい投げをしていると、歯を抜いてくれという電話がかかる。休みと断ったが患者の名がヒューGー・バーンステッドと聞くと引き受ける。彼こそビフのあだ敵である。抜歯の麻酔に使うガスを多量に興えて殺すつもりなのだ。ヒューゴーを待つ間にビフは10年前を回想する。そのころ彼は下町に居た。町の美人娘、いちごブロンドのヴァジニアにビフはほれていた。そして友達のヒューゴーもほれていた。お人好しのビフはヒューゴーにだしに使われて、ヴァジニアはビフを翻弄した揚句、ヒューゴーと結婚してしまった。ビフはヴァジニアの友達のおとなしいエミイと結婚したが、ヴァジニアに対する気持ちは変らない。その後ヒューゴーは建築会社の副社長にビフを迎えた。ビフは夢のような気持ちで、頼まれるままに書類に署名した。やがてその建築会社のインチキが暴露された。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第14回 アカデミー賞(1942年)

ノミネート

作曲賞(ミュージカル) ハインツ・ロームヘルド
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映画レビュー

4.0本当に楽しい映画🎥

2022年2月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

観てハッピーになれる映画😄
トーキー時代になってからは「男性派アクション映画に手腕を発揮」したラウォール・ウォルシュ監督。本作は、トーキー後の同監督の系譜からは外れるかたちのラブコメディ💕
とっても楽しいので、久しぶりに鑑賞。(初見はシネマヴェーラ渋谷にて…)

この映画タイトルになっている「いちごブロンド」と呼ばれる女性を演じるのはリタ・ヘイワースで、ジェームス・キャグニーも友人ジャック・カーソンも彼女を好きなのだが、男2人&女2人でダブルデートすることになった。
この時にキャグニーが「美人の友人はブスなんだ」というのは、小生も独身時代に合コンばかりしていた頃に思ったこと…(^^;
ところが、「いちごブロンド」(リタ・ヘイワース)が連れて来たのは、エイミーという女性なのだがオリヴィア・デ・ハヴィランドが演じている。
このダブルデート場面のあたりでは、オリヴィア・デ・ハヴィランドは「おまけ的扱い」をされて、何だか気の毒になるのだが、やはりそこは全編通して観ると納得の存在感✨

なんか、この映画を観て元気が出た感じがするので、監督と出演者に感謝したい。
やはり『いちごブロンド』は面白い!
そしてテーマソングが耳に付いて離れない…🎶(^^)

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たいちぃ
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