「目の動きが印象的」暗黒街の弾痕(1937) チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0目の動きが印象的

2014年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

ボニーとクライドを取り上げた最初の映画ということでしたけど、『俺たちに明日はない』とは随分、取り上げ方が違いましたね。どちらかと言えば、『俺たちに』の方が事実に近いのかな?
しかし、この映画は、細かい部分がとても印象的でした。特に印象的だったのは目の動きと、それを映す際の切返しのショットでしたね。見るものと見られるものとの対峙を、こんなにも緊迫感を持って演出できるのは、さすがにフリッツ・ラングだな、という気がしました。あと、銀行強盗シーンでも目の動きがポイントでしたよね。こういう細かい演出がやっぱり映画を面白くするんでしょうね。

チャーリー