劇場公開日 1935年

「【『知りすぎていた男』としてリメイクする作品の原型。『知りすぎていた男』と作品トーンは可なり異なり、ラストの暗殺者達と警官の銃撃シーンはサスペンスフルである。】」暗殺者の家 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【『知りすぎていた男』としてリメイクする作品の原型。『知りすぎていた男』と作品トーンは可なり異なり、ラストの暗殺者達と警官の銃撃シーンはサスペンスフルである。】

2022年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■ローレンスは妻・ジルと娘を連れて出かけたサン・モリッツで殺人事件に遭遇する。殺された男の最期のひと言を聞いたローレンスは、男の部屋で戦争の引き金となる暗殺計画が記された紙片を見つける。秘密を知ってしまったローレンスは娘を誘拐されてしまい…。ー

◆感想

・粗筋は、『知りすぎていた男』とほぼ同様なのだが、暗殺者達が最後まで抵抗し、死屍累々の山を築いていくところは、イギリス時代のヒッチコックはストレートに物語を展開するのだなあ、と思った作品。

<娘、ベティを屋根の上追い詰めて行く暗殺者の一人を母が、ライフル一発で仕留めるシーンは、”母は強し!”と思った作品でもある。>

NOBU