悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス

劇場公開日:

解説

ホラー映画に金字塔を打ち立てた第1作「悪魔のいけにえ」(74)から20年。人の頭の皮で作った仮面を被り、愛用のチェーンソーで人肉を切り刻む猟奇殺人鬼、レザーフェイスの恐怖を描くシリーズ第4作。今回は、第1作や「悪魔の沼」で監督のトビー・フーパーと共同で脚本を書いたキム・ヘンケルが初監督と脚本を担当。前2作とは異なりオリジナルにこだわり、設定や荒れた感触の画質、カット割りなどそのムードを忠実に再現した演出が特色。製作はロバート・J・クーン、撮影はレヴィ・アイザックス、音楽はウェイン・ベル。出演は「リアリティ・バイツ」のレニー・ゼルウェッガー、新星マシュー・マクノウジー、そして4代目レザーフェイスにロバート・ジャックス。加えて第1作でヒロインを演じたマリリン・バーンズ、殺人鬼一家の祖父役のジャック・ドゥガンらオリジナル・キャストがカメオ出演している。

1995年製作/アメリカ
原題:The Return of The Texas Chainsaw Massacre
配給:大映
劇場公開日:1995年10月21日

ストーリー

テキサスの田舎町。卒業パーティーを抜け出した4人の高校生たちが自動車を走らせていた。その中には父親の性的虐待から男性恐怖症となった女の子ジェニー(レニー・ゼルウェッガー)の姿もあった。途中、彼らは接触事故を起こし、相手のドライバーがケガをしたため、彼らは助けを求めて森の中をさまよい歩くはめになる。ようやく一軒家を探し当て、そこに住むセクシーな美女ダーラ(トニー・ペレンスキー)が救助を手配してくれた。だが、ここは恐るべき殺人鬼一家の巣窟であった。長男のヴィルマ、次男のW.E.、そして人肉で作った覆面を被った怪物レザーフェイスが、若者たちを次々と血祭りに上げていく。親切そうに見えたダーラも実はヴィルマの妻だった。たった一人生き残ったジェニーは家から脱出した。夜が明け、陽光の中を必死で走って逃げるジェニーを、チェーンソーを振り回すレザーフェイスとヴィルマが追う。その時、突如現れたセスナ機がヴィルマを倒した。ジェニーを助けたのは高級車に乗る正体不明の男で、彼は謎めいた言葉を残す。殺人鬼一家の背後には巨大な組織が存在するらしいが、真相は闇に包まれたままだった。病院に収容されたジェニーは、廊下であのレザーフェイスによく似た人影を見るが、それは果して……。

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映画レビュー

2.0名言・格言をを決め台詞にする様が滑稽で素敵だ。殺人者たちの狂気の沙...

2018年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

名言・格言をを決め台詞にする様が滑稽で素敵だ。殺人者たちの狂気の沙汰もいい演技してます。しかし、この作品、全体的に赤色を強調してしかも暗い。スプラッター部分やチェンソーの恐怖はかなり控えめで、途中からスリルがなくなってしまう。

 ラストも何だか別の組織を匂わせるが、続編も発表されてないし意味は不明だ。レニーの演技力は大女優の片鱗を見せる。

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kossy

2.0古臭い

2013年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

「悪魔のいけにえ」シリーズ4作目。とは言っても、前作とは家族構成やら設定やらがちょっと変えてある。純粋な続編ではないみたい。
さて本作、ヒロインにレニー・ゼルウィガー、敵ボスにマシュー・マコノヒーとなぜか豪華キャスト。
ただ映像の古臭さはいかんともしがたい。グロシーンはほとんど無し。殺人一家もなんかアホみたいな言動すぎて、狂気はあまり伝わってこない。レザーフェイスも大暴れとはいかずチェーンソーもあまり使わない。どちらかというと一家全体にスポットが当てられてる。
完成度がメチャ高かったリメイク版テキサス・チェーンソーに比べると、もはや足元にも及ばない。
この時代のホラーにしたら異彩を放っているけど、今見ると時代を露骨に感じちゃうのは残念かな。

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ジョン
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