愛が微笑む時

劇場公開日:

解説

4人のゴーストが、生前果たせなかった夢に、青年の肉体を借りて再挑戦するフアンタスティックなコメディ。グレゴリー&エリック・ハンセン兄弟の9分の短編映画を元に、「ショート・サーキット」シリーズのS・S・ウィルソンとブレント・マドックのコンビが脚色。監督は「シティ・スリッカーズ」のロン・アンダーウッドが当たった。製作は「フィールド・オブ・ドリームス」のショーン・ダニエルと、ナンシー・ロバーツ。撮影は「アサシン」のマイケル・ワトキンス、衣装は「ある日どこかで」のジャン・ピエール・ドルレアックが担当。音楽は「ミザリー」のマーク・シャイマンで、スティーヴン・ビショップの『マイ・ハート・アンド・ソウル』などの懐かしいナンバーを挿入歌として使用。主演は「チヤーリー」のロバート・ダウニー・ジュニア.。共演は「ベートーベン」のチャールズ・グローディンほか。

1993年製作/アメリカ
原題:Heart and Souls
配給:UIP
劇場公開日:1994年3月18日

ストーリー

1945年、サンランシスコ。オペラ歌手のハリソン(チャールズ・グローディン)、働くシングルマザーのペニー(アルフレ・ウッダード)、泥棒のマイロ(トム・サイズモア)、気のいいウエイトレスのジュリア(キーラ・セジウィック)の4人が乗り合わせたバスが、運転手ハル(デイヴィッド・ペイマー)の脇見運転が原因で、レイリー夫妻の自家用車と正面衡突した。即死した4人の魂は、その時生まれた夫妻の赤ん坊トーマスの周囲にとりついてしまう。幼い頃はトーマスの遊び相手となっていたゴーストたちは彼の将来を考え、彼が5歳の時に姿を消す。だが彼らはずっとトーマスの傍で見守っていた。27年後、トーマス(ロバート・ダウニー・ジュニア)は、やり手の銀行マンに成長していた。そんなある日、ゴーストたちの前に、あの事故のバスが出現。天国の使いとなった運転手の話では、この世に思いを残して死んだ人間は、天国へ召されるまで猶予が与えられるが、その期限が来たと言う。寝耳に水の話にゴーストたちは驚き、急いで生きた人間の肉体を借りて願いを叶えることに。彼らは当然トーマスの前に姿を見せた。突然現われた4人にびっくりする彼を説得し、夢の代行人に仕立てたゴーストたち。マイロはある子供から取り上げて売った切手を取り戻し、ハリソンはB・B・キング(本人)のコンサートに飛び入りして満員の聴衆の前で歌い、ペニーは我が子と感動の再会を果たす。だが、はた目にはおかしな行動が目立つトーマスにあきれた恋人アン(エリザベス・シュー)は、彼とケンカ別れする。残ったジユリアは、目指す恋人が既に死亡していた。ジェリアは、自分の人生で結べなかった夢を、トーマスとアンがまっとうしてくれると言い、迎えのバスに乗って去る。アンに意地を張って生きてきたトーマスは、彼女に初めて素直な思いを告げ、アンも心からの笑みを返した。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0笑って泣けるハートフルな作品

2023年3月20日
iPhoneアプリから投稿

ロバート・ダウニー・Jrが初々しい
会議で憑依されるところは主人公に
感情移入して赤面物でした笑笑

そして、国歌斉唱のところが泣ける

先のことを考えて後悔する
決断はやっぱりしないように生きようと
そんなことをこの作品を見ながら思いました。

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ジジ

4.5素敵なお話です

2022年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

こういうお話は好きです。
観ると優しい気分になれますね。
ふた昔ほど前の作品なのでゆっくり進むかんじですが
これくらいが丁度いいのかも。
逆に最近は速いんですよね展開が…。
どのジャンルも、わー!だー!ぎゃー!終わり!って感じます。
ゆっくりがいい作品もありますよね
それにしても、当たり前だけど、ダウニーさん、若いなあー

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けはえ

4.0ハートフル

2022年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

仕事人間の銀行家トーマス(ロバート・ダウニー・Jr)
そんな彼の前に、
「天国行きのバスで、旅立つ前に
現世でやり残したことをしたい」と
4人のゴーストが現れて・・

「レス・ザン・ゼロ」
「チャーリー」
「アイアンマン」
「シャーロック・ホームズ」
「アベンジャーズ」
海外ドラマ
「アリーmy Love」・・

演技派
ロバート・ダウニー・Jr主演の
1993年公開
ハートフルコメディ作品。

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LaLa

4.0大雑把だけど芯が強い

2021年7月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まさにハートフルコメディという感じ。ただそれは悪い意味ではなく、すごく粗々な点は多いが、その点もまるっとコメディにしておこう。
この映画は芯が強いから面白いし、その芯が素晴らしい。
つまりはゴーストのせいで心を閉ざした少年が、ゴーストのおかげで心を開く、それだけであり、ゴースト一人ひとりのエピソードもすごく深掘している訳でもないのに、何故か心にグッとくる、不思議な映画だった。
ロバートダウニーJrが若い。とてもよかった。

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