ああ新婚(1976)

劇場公開日:

解説

結婚というバラ色の時をむかえたにもかかわらず、ナニがダメな夫とそのため今だ処女の妻がくりひろげるエロチカルコメディ。製作はマウリツィオ・アマティ、監督はフランコ・マルティネリ、脚本はエンゾ・ジャナッチ、ジョゼッペ・ビオラ、撮影はファウスト・ズッコーリ、音楽はアルマンド・トロバヨーリが各々担当。出演はレイモンド・ラヴロック、キャロル・ベイカー、エドウィジュ・フェネシュ、レンツォ・モンタナーニなど。

1976年製作/イタリア
原題:The Virgin Wife
配給:コロムビア
劇場公開日:1978年1月28日

ストーリー

ジョバンニ(R・ラブロック)とバレンチナ(E・フェネッチ)は、ハネムーンから戻ったばかり。この町1番のイイ男とイイ女のカップル、帰ってきても、新婚のアツアツムードはなくシラケっぱなし。そんな2人の新居は、ジョバンニの伯父フレデリコ(R・モンタナーニ)の家だった。フレデリコは精力ゼツリン男。でもジョバンニ達の夜の方はさっぱり。彼のナニがまったく元気じゃないのだ。間もなく町に、ジョバンニは“男”じゃない、バレンチナは“処女妻”という噂さえ、ひろまるしまつ。フレデリコは必死でジョバンニに精力のつく食物を与えたり、女中にSEXサービスをさせるが、ダメ。一方、バレンチナをほっておくのは、もったいないと町の男どもがさわぎだす。そして2人はケンカをし、ついにバレンチナは家をとび出してしまった。雨でずぶ濡れの彼女を見つけたのは、湖でキャンプ中のフランスの学生。そしてその夜、バレンチナはその学生に処女をあげてしまう。さて、ジョバンニは、バレンチナの母ルチア(C・ベーカー)と共に、彼女をさがし、雨が嵐にかわって、漁師小屋で1夜をあかす。いくら、妻の母といってもそこは男と女。ルチアがジョバンニを抱いたとたん、“男”はムキムキ。元気になったのだ! ジョバンニはなんとマザー・コンプレックスだったのだ。だから--。こうして、ジョバンニは、元気になり、バレンチナと共に幸せな新婚生活を送ることになるのであった。

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