劇場公開日 2004年11月13日

雨鱒の川のレビュー・感想・評価

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2.5ちょっと無茶な「卒業」の世界観

2022年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

玉木宏扮する絵が好きな加藤心平は綾瀬はるか扮する蔵元の跡継ぎ娘で聾唖の高倉小百合と幼なじみであった。蔵の行く先の事から心平は阿部寛扮する蔵元で小百合の父親によって小百合との仲を裂かれ絵の勉強で東京へ行く事になった。

青年期と少年期が交互にくるね。と言うか少年期がほとんどだ。悪くはないけど中谷美紀扮する心平の母が気丈ながらしみじみとして良かったな。豪華キャストの割に内容はちょっと親の身勝手で残念な話だったけど最後はちょっと無茶な「卒業」の世界観だったね。

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重

5.0日本にはこのような良作の映画があまり認知されずに、 埋もれたままになっていることが少なくないと思った。 綾瀬はるかはこの当時から未完成の美を十分に放っている。

2022年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

萌える

動画配信で映画「雨鱒の川」を見た。

劇場公開日 2004年11月13日

2003年製作/113分/日本

少年時代から絵の才能があった心平(玉木宏)と
耳が聞こえない少女小百合(綾瀬はるか)の純愛の物語。

玉木宏23才(映画初主演)
綾瀬はるか18才
中谷美紀27才
阿部寛39才
松岡俊介31才
志田未来10才

この映画の存在は知らなかった。

原作者の作品はいくつか映画化されている。

日本にはこのような良作の映画があまり認知されずに、
埋もれたままになっていることが少なくないと思った。

綾瀬はるかはこの当時から未完成の美を十分に放っている。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

4.0 北海道の自然に酔いしれ、大地に根付いた不思議な木と魚捕り。三組の...

2018年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

 北海道の自然に酔いしれ、大地に根付いた不思議な木と魚捕り。三組の純粋な初恋と雨鱒の恋が、川・空・大地の自然と絡み合う・・・

 耳が聞こえないが、不思議と新平とだけは心が通じる小百合。幼い小百合は言葉に出さないが「大きくなったらお嫁さんになる」と言う。これに音声があったら、恥ずかしくて見てられない映画になったのではないでしょうか。原作との違いはわかりませんが、映画という手段においてはこの“歯の浮くような台詞が無い”見事な設定となりました。その幼い恋を応援するかのように北海道の夏から冬にかけての大自然が補ってくれるのです。小百合のことが好きな年上の少年、英蔵だけはライバル意識を燃やしっぱなしですが、周りの大人たちも皆応援してしまうかのような少年たちの恋。しかし、新平が絵の才能を発揮してからは、様子が変わってくる。

 この少年時代のパステル調の風景が、まるでジブリのアニメに出てくるような世界に感じたのです。また少年目線の多いアングルが、自然を大事するイタリア映画の雰囲気さえも醸し出していました。ストーリーは何故か『フランダースの犬』を思い出してしまいましたが、悪い大人がほとんど登場しないことで安心感を与えてくれるのです。

 表だってはほとんど描かれてませんが、新平の母と小百合の父の初恋。釣りばかりしているじいさんと小百合の祖母の初恋。ほとんど観客に想像させる手法をとり、その間にファンタジーのようなアメマスのエピソードを取り入れるという憎い演出でしたね。そして前半のクライマックスでは中谷美紀に泣かされてしまい、後半では綾瀬はるかの意味不明の言葉に・・・圧倒的なパワーを持っていました。感動させるぞー!という、意外性やわざとらしさを感じない地味なストーリーなので、心が洗われるイメージの方が強かった。その点は、同じANAの全面協力ということで『深呼吸の必要』と通ずるものがあります

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kossy

3.0純愛ストーリー自体は良かったけど、脚本・演出に少々難ありだったかな

2017年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

幸せ

ストーリーそのものについては思いっ切り好みの話で、いいなぁ純愛と思わされるものでしたが、何かと脚本・演出に気になる部分が多すぎて、どうもこう今ひとつ入りきれない映画だったかなと。
純愛ファンタジーなんで、細かいことなんて気にしないで見ればいいのでしょうが、それにしてもね・・・。
それと回想シーンと現代パートの配分が気になりました、回想シーンがいくらなんでも長すぎた気がするのですが。
綾瀬はるか&玉木宏に期待して見た者としては、主役なのに出番少ないなと、回想シーンを見ながらテンションが相当下がってしまいましたよ。
まあでも丁寧に描かれた回想シーンがあったからこそ、感情移入させられたのも間違いない事実なんですけどね、でもやっぱりいくらなんでもこの配分はちょっと・・・。

しかし主役2人の子供時代を演じたのが志田未来に須賀健太とは、これは何とも豪華。
しかもまだ天才子役として名をはせる前の段階の2人ですもんね、大人に成長した今でも活躍している2人の初々しい演技を見れる点では、貴重な映画と言えましょうか。
須賀健太はまだ荒削りと言うか、無邪気な子供って感じで、田舎の子供役としてはまさしく嵌り役と言った感じでしたね。
志田未来は言葉が話せない役でしたけど、笑顔が印象的、まだ天才子役になるようには見えない雰囲気が、逆に新鮮だったかも。

でも回想シーンで一番光っていたのは、何と言っても心平の母親役の中谷美紀でしょう、美しかった!
女手一つで心平を育ててる姿がカッコ良くて、健気で、思いっ切り感情移入させられたなぁ、心平との団欒のシーンはほのぼのしていてホント良かったですね。
北海道の大自然の風景美にも、物凄く癒されたなぁ(雨鱒の描き方は微妙だったけど)、だけに、もう少しコンパクト且つテンポ良く描けば、もう少しいい作品になったと思うのですが。

まあしかし回想シーンも然ることながら、現代パートの突っ込みどころは相当なもので、これはピュアな心を持った方でないと、冷静には見れないでしょう。
勿論、2人の純愛そのものについてはグッと来るのですが、いくら雨鱒になぞらえた話とは言え、クライマックスのアレはない!ただジワジワっと違う方向ではツボに嵌りましたが。
他にも伊藤歩の出現とか、いろいろと上げればキリがない、それと英蔵の言う通り、心平の努力の足りなさもちょっと気になってしまいました。
まあでも出番は少ないながら綾瀬はるかの表情で魅せる演技は堪能できたので、とりあえず見て損と言うことはなかったですけどね。

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スペランカー

3.5.自然がキレイ。

2015年7月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

物語もストレートにキレイ。
自然もキレイ。

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