マチコのかたち

劇場公開日:

解説

多くの国際映画祭に作品を発表する日本映画界異端の存在、白川幸司。前作「眠る右手を」では、重厚な人間ドラマとして話題を呼び、3時間を超える大長編映像劇ながら、シネマ下北沢にて連日満員の大盛況となり、多くの映画祭でも話題となった。そんな彼が今度は一転して、コミカルでビザールな世界に挑んだ異色短編ミュージカル。極彩色に彩られたとあるレストランを舞台に、謎の女に魔法をかけられたヒロインの目くるめく一夜の出来事を描く。

2003年製作/31分/日本
配給:HUE
劇場公開日:2004年6月19日

ストーリー

ある晩マチコは、偶然立ち寄った不思議な雰囲気のレストランで不倫相手を待ち続けていた。ところが、そのレストランにはマチコと全く同じドレスを着た女性がもう一人いた。マダム白金というその女性と言葉を交わしたマチコ。やがて2人はふとした誤解から互いの感情を激しくぶつけ合う。しかし、そのせいで2人の間には不思議な信頼関係が芽生え始めるのだった。そして、不倫のことでウジウジ悩んでいるマチコをなんとかしてあげようと、マダムはマチコに“ 女のかたち ”を変える魔法をかけると言うが……。

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