劇場公開日 2002年11月2日

「決められたリズム」たそがれ清兵衛 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.0決められたリズム

2018年2月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

20歳の頃、「たそがれ清兵衛」がヒットしてて、仕事場の40歳の方に「お前にはまだ分からんよ」と言われたのだけど、あれから15年が経ち久々に観賞。
とても日本的というか、派手はないけど行き届いてる感じで、普通の営みを丁寧に美しく見せていたと思う。
ヒットした要因はなんだろう、と考えながら見てたのだけど、やはり江戸時代末期の侍の営みが現代の自分たち社会人の営みがシンクロする事だと思う。

上の指示は絶対で嫌な仕事もしなければならず、ボケた母親と二人の娘を養わなければならない。だけど、娘の成長は嬉しく共に生きて行きたい。毎日同じような生活で、同僚は飲みに行くけど、真っ直ぐ家に帰る清兵衛に同情と憧れと尊敬の念が湧き、宮沢りえと上手く行って欲しいと心から思うのではないだろうか?

そうか、清兵衛の人生はそうだったか…心休まる時があったのか。なんて思ってるところに井上陽水の「決められたリズム」で泣けた。

奥嶋ひろまさ