劇場公開日 2002年4月27日

「ジェンダーフリーの名のもと、多様な家族のあり方がみなおされ、医療技...」ハッシュ! laikaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ジェンダーフリーの名のもと、多様な家族のあり方がみなおされ、医療技...

2016年10月28日
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ジェンダーフリーの名のもと、多様な家族のあり方がみなおされ、医療技術の進歩もあいまって今や映画のデキゴドでおさまらないリアルな家族のかたちである。

修羅場のシーンがリアルでなかなか良かった。
同性を好きになった時点で家族は諦めているという直也、ゲイだという理由で父親になる未来の選択肢がなくなるのはおかしいと主張する勝裕。
同性愛者の人生観や価値観が興味深い。

朝子の話す家族像は、こどもが夢見るような、ある種の純粋さが感じられる。
何にもしばられない人間愛を感じられるからこそ、将来への楽観的な、それでいて自由で希望に満ちた話として、三人で仲良く鍋を囲んで話せるんだろう。

laika