実録・北海道やくざ戦争 逆縁

劇場公開日:

解説

親分に逆破門状を突きつけた、伝説の極道の生き様を描く任侠ドラマ。監督は「OTSUYA 怪談牡丹燈籠」の津島勝。村上和彦の原案を基に、「宇宙の法則」の旭井寧が脚本を執筆。撮影を『首領への道9』の渡辺伸二が担当している。主演は「修羅のみち」の哀川翔。スーパー16ミリからのブローアップ。

2001年製作/91分/日本
配給:コンセプト
劇場公開日:2001年9月8日

ストーリー

昭和20年、冬。米軍の厚木キャンプで働きながら、ボクサーとしても一目置かれていたジャックこと片岡壮二。故郷の札幌へ戻り、薄野のボディガードを名乗る三原鉄次の舎弟となった彼は、持ち前の腕力と男気を発揮して愚連隊やチンピラを制圧、札幌一帯を牛耳るようになる。ところが、それが北海道やくざの頂点に君臨する穂高一家総長・穂高龍王の知るところとなり、抗争が勃発。三原一派は壊滅の危機に瀕してしまう。そこで、壮二はたったひとりで穂高組に乗り込むと総長相手に事態を収め、それを機に総長と親子の盃を交わし、2年間の修行の後、薄野に片岡組の看板を掲げることを許される。ところが、愚連隊上がりの壮二の躍進を面白く思わない連中が、彼の精神的支柱である鉄次を暗殺。その裏に、穂高組代貸・名波の存在があるのを掴んだ壮二は、総長に逆破門状を突きつけると、自身の信じる男道を歩むことを決心する。だが、それは長い北海道戦争の始まりでもあった。

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