口笛が流れる港町のレビュー・感想・評価

口笛が流れる港町

劇場公開日 1960年1月3日
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題名と中身がこのくらいマッチしない作品もめずらしい。港町も宮崎の青島がちらっと出て来るだけのなにこれ珍百景レベルの荒唐無稽の極みの佳作。やはり、音楽性と南国の風景とアキラとのマッチング感が素晴らしい。 ネタバレ

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渡り鳥映画に倫理だの法律などというモノを持ち込もうとしてはいけない。大人も子供も楽しめる月光仮面や赤道鈴の助レベルの三丁目の夕日時代のお正月第一弾であり、大日活のファンへ贈る、お年玉用の豪華絢爛な総天然色の娯楽映画なのである。荒唐無稽で理不尽であればあるほど、面白いと思う人が楽しむ映画であり、そこには人の欲望の醜さがデフォルメされている。主人公は、ヤケのやんパチ日焼けのなすびで、酒とギターがあれば、お色気すら要らない無欲の人である。主人公にない生臭さを金子信雄さんと宍戸ジョーさんが見事に補填して、そのアンビバレントな掛け合い漫才が見る者の心を軽くさせる日活喜劇の無国籍映画の真骨頂と言えるのだ。とにかくアキラが恰好いい。敵役も悪役もノリが良い。まだ、渡り鳥映画がシリーズ化されるのかの曖昧な時期の作品だけに、題名と中身のミスマッチすら面白く感じる。主題歌口笛の流れる港町は、単独でもかなりの名曲だとおもう。アキラは兎に角歌が上手い。

みすずあめ
みすずあめさん / 2014年10月5日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
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