ロマンス(1996)

劇場公開日

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解説

もう若くはない3人の男女の恋愛を通じて、不安定に続く青春の姿を描いたドラマ。監督・脚本は「J・MOVIE・WARS」の中の一話「ワイルドサイド」の長崎俊一で、主演者らと綿密なリハーサルを繰り返して撮影台本を作り上げ、撮影に臨んだ。主演は「霧の子午線」の玉置浩二、「プロゴルファー織部金次郎2 パーでいいんだ」のラサール石井に、長崎監督夫人の水島かおりの3人で、玉置は音楽も担当した。

あらすじ

市役所開発課職員の安西が霧子という女性と知り合ったのは、大学時代の友人で不動産屋として働く柴田と再会した夜だった。柴田は市の開発の情報を欲しているようにも見えた。3人の交流はこの夜から始まり、若者たちのように彼らの心は浮き立った。柴田は安西を仕事面で利用しつつ、やがて霧子を手に入れる。柴田は強引なやり方で仕事も進めていたが、一方では妻のひとみとの仲を気まずいものにしていった。少女のように奔放な霧子は、柴田とつきあっていたにも関わらず突然のように安西とつきあい始めた。やがて安西が霧子との結婚を考えたころ、霧子が実は人妻だったと知って彼は落胆する。安西からこのことを聞いた柴田は、それでも霧子の夫と会い、強引に霧子を口説き落とした。霧子の夫・村上は、霧子をコントロールできず彼女の帰りを待つだけの男だった。安西が小説家デビューの夢を叶えたころが、3人の関係も穏やかに安定していた時期だった。柴田はひとみと別れ、市役所の神崎から入手した情報に従って土地の買収も順調に行っていた。だが3人で若々しく過ごすひとつの季節は、あっという間に流れていく。市の開発は計画を変え、霧子はやはり同じ居場所に落ち着くことができず、さらに柴田はその強引な仕事のせいで逮捕されてしまった。何事もなかったような日常が再び始まり、安西が偶然に霧子と再会したある日、別れ際に手を振る霧子に背を向けた安西は、何かの終わりを感じていた。

1996年製作/94分/日本
配給:シネカノン=アルゴ・ピクチャーズ=オフィス・シロウズ

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