浪人街の顔役

劇場公開日

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解説

「旗本退屈男 謎の竜神岬」のコンビ、結束信二が脚本を執筆、佐々木康が監督した時代活劇。撮影は「若さま侍捕物帳 お化粧蜘蛛」の山岸長樹。

1963年製作/86分/日本
配給:東映

ストーリー

浪人九十九半兵衛は般若一家の源次等に追われていた辰巳芸者染吉の危機を救ったことから、木賃宿大の家にころがりこむことになった。ここは宿とは名ばかり、生活に疲れ荒んだ浪人がごろごろしていた。その一人、藤村源左衛門が半兵衛の強さをみこんで難問題をもちこんだ。困窮の揚句御用商人周防屋に奉公することになった妹お恵を、水野家側用人塚越四郎左衛門が側女にしたいと言ってきた。源左衛門の仕官を条件にしてきたがさすがに妹を妾なんぞにさせたくない。半兵衛は周防屋に乗り込み、同席した大親分般若の大五郎をすら無視して掛け合うとお恵をひきつれてきた。塚越の機嫌を損じてはこんどの深川海岸埋立工事の請負いがふいになると慌てた周防屋は、般若一家を使ってさんざんないやがらせ。塚越、周防屋、大五郎とグルになって私利私欲のため町人達を苦しめる様をみて、半兵衛は般若一家と闘うことを決意した。弱腰だった浪人達も勇を振って協力を誓った。長屋の入口に大かがり火を燃やして江戸中の注目を集めさせ、般若一家の気勢をそごうという計画は先ず成功した。一計を案じた大五郎は半兵衛をおびき出し、その留守に長屋を攻めようと企んだ。人っ気のない通りで一家の総攻撃をうけた半兵衛は危うく斬りぬけ、ドサクサにまぎれて老中水野越中守の邸にもぐりこんだ。そして家人を制して越中守につめより、埋立工事の不正を暴き町人の難渋を説き、工事の中止を進言した。長屋では、浪人、町人達と般若一家の連中が乱闘の真最中である。その時走り込む半兵衛、大五郎と源次を必殺剣で斬り倒すとさしもの騒動も収まった。そしてその口から工事の中止を聞かされると町民達は手をとりあって喜ぶのだった。

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