劇場公開日 1968年8月14日

「アメリカとの戦争を始めたのは誰だ」連合艦隊司令長官 山本五十六 馬券師さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0アメリカとの戦争を始めたのは誰だ

2019年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

石油を止められハルノートを突きつけられる。
これで戦わない国など居るわけがない(例外大韓帝国)
よって先の大戦は不可避であり批判されるいわれはない。
日本軍が考えたのがオランダ領東インド(インドネシア)への侵攻。
ここで石油を確保することだった。
因みにインドネシアはオランダの植民地で徹底的に搾取された。
しかも教育を受けさせず愚民化政策を徹底した。酷い話だ。
欧米列強の植民地政策はいずれもそうだ。
日本がなぜ明治維新をしたか理由が分かろうというものだ。
ここに日本軍が侵攻すると現地人は拍手喝采。
日本は例によってインフラを整備し教育を施す。
だからインドネシア今でも親日国だ。台湾しかり(例外韓国)
もし、米英がちょっかいを出して来たら蹴散らせばいいだけのこと。
日本海軍はアメリカ海軍を圧倒していたし、イギリスの東洋艦隊は鎧袖一触。
これで戦争目的完了だ。
当時戦争反対だったアメリカ世論が植民地フィリピンのために開戦を許しただろうか。
ルーズベルトがどれほど説得しようと聞く耳を持ったとは思えない。
大日本帝国は目出度く危機を脱し安泰。
アメリカの参戦がなければドイツがソ連に負けることはあり得ない。
めでたしめでたし。
とはならなかった。
真珠湾攻撃。
これでアメリカは参戦できることになった。
一年や二年は存分に暴れて見せると大見えを切った山本五十六は
たった半年でアメリカに惨敗(ミッドウェー海戦)
ニミッツも言ってる通り日本が負けることはあり得ない戦いだった。
将棋で例えれば飛車角抜きの相手と戦うようなものだ。
どうやったら負けるんだよというぐらいの戦力差があったのだ。
その後ガダルカナルの無意味な戦いで多くの将兵を死に追いやり日本を破滅させた。
こんな愚将を英雄扱いする神経が分からない。

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馬券師