RAMPO 黛監督版

劇場公開日:

解説

2バージョンで話題を呼んだ「RAMPO」の、最初に撮影されたもので、NHK「花の乱」などの演出家黛りんたろう監督作品。脚本は奥山和由、黛、榎祐平の共同、撮影は森田富士郎が担当。

1994年製作/93分/日本
配給:松竹=松竹富士
劇場公開日:1994年6月25日

ストーリー

昭和初期・東京。江戸川乱歩は発行人の横溝正史とともに、小説「お勢登場」の発禁処分を告げられる。そんなおり、根津界隈の骨董屋で、主人が長持ちの中で死ぬという、小説と奇妙なほど符合する事件が起きた。夫殺しの嫌疑をかけられた妻・静子の姿を法事の日に見た乱歩は、たちまち心魅かれる。いつしか静子は、暗い土蔵の仕事場で原稿用紙に向かう乱歩の作品世界で、密かに大河原侯爵夫人・麗子となって描かれていく。乱歩は自らの分身ともいえる探偵・明智小五郎を登場させ、特異な創造力で虚構と現実の世界を彷徨する。だが明智は乱歩の指図を超えて行動し、一方静子は侯爵を殺し、自らも死を選ぼうとする。彼女を助けようと乱歩は侯爵の屋敷に駆けつけ、扉を開けた。だがそこには、また別の迷宮に行き着いたかのごとく、ただ大樹が広がるのみであった。乱歩のもとに、現実の静子から電報が届く。

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