夜がまた来るのレビュー・感想・評価
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【”ええっ、この人、夏川結衣さんなの!”今作は、根津甚八さんの激渋の魅力が溢れる、救いなき男女を描いた哀しきノワール作品である。】
■ヤクザ組織に潜入していた最愛の夫の刑事(永島敏行)を殺され、傷心の名美(夏川結衣)。夫を殺した犯人が池島組会長(寺田農)だと睨んだ彼女は復讐を誓い、ヤクザの情婦に身を変え池島の命を狙う。
そんな名美を、組幹部の木村(根津甚八)は引き止め、薬漬けにされた彼女を健気に介抱するのである。
◆感想
・石井隆監督作は「GONIN」しか観ていない。勿論、配信である。で、初期作品も観てみようと思った訳だが、この作品のストーリー展開が救いがないのである。
・”石井隆監督作には美学がある”と仰る方もいるようであるが、冒頭から夫を殺された妻を乱暴するシーンを入れる映画の、何処が美学なのかな、と思いながら、やや冷めた目で鑑賞する。
■今作の魅力は、今作がデビュー作であるという哀しすぎる女を演じた夏川結衣さんの、美しさと、彼女を健気に補佐、介抱する男を演じた根津甚八さんの、男くささである。
だが、その男が抱えていた秘密が明らかになった時に、全ては水泡に帰するのである。
■昭和の菅原文太さん主演の任侠シリーズ「仁義なき戦い」が圧倒的に面白いのは、漢気が満ち溢れ、暴力にも筋が通っているからである。
今作も面白いのであるが、基本的に陰気で、エロティックシーンが多く、個人的には女性を乱暴するシーンなどは好きではないのだな。それが、石井監督の作風なのかどうかはしらないが。
という訳で、もう少し石井隆監督作を観る事にしたのである。
<今作は、根津甚八さんの激渋の魅力が溢れる、救いなき男女を描いた哀しきノワール作品である。>
がんばれ夏川結衣!
夏川結衣がとにかく頑張る映画。
根津甚八も辛抱強く頑張る。優しい。
夏川結衣がおかしくなって、身体に蛆が這ってる!ってパニックになったとき、ひとつひとつ「食べてやる」って言ってつまんで食べるふりをしてたシーンは、彼の優しいだけじゃないユーモアも見れてとても好きだった。
中盤の、真っ青なお風呂に夏川結衣が横たわってて椎名桔平がカメラのすぐ真ん前にいる絵すてきだった。
声をあとから当てたようなのってなかなか入り込めなくて難しいんだけど、また慣れた。
基本ずっとノアールな雰囲気なんだけど、工事途中の建物で暮らす、ただ布団の配置を変える、みたいなとこにも結構カットを割いてる、このバランスが好きだった。
夏川結衣がスタイル抜群でエロくて素晴らしい
おとり捜査のためヤクザ組織・池島組に潜入していた麻薬Gメンの土屋満が死体となって発見された。汚職の疑いをかけられた土屋の無実を信じる妻・名美は、夫を殺したのは池島組会長・池島政信だと確信し、復讐を決意した。駐車場で池島を待ち伏せて刺そうとした名美だったが、池島組幹部の村木に止められた。復讐に失敗した彼女は自ら命を絶とうとしたところを村木に止められ、池島組に関わらないよう忠告された。さてどうなる、という話。
特別企画、石井隆Returnsとしてのリバイバル劇場上映を鑑賞。
ストーリーは夫を殺された妻の復讐、というだけなんだけど、とにかく名美役の夏川結衣がスタイルバツグンの美しい裸体を披露していて素晴らしかった。ストーリー云々よりエロい彼女を観るための作品で間違いない。
根津甚八や椎名桔平、寺田農らも良かったとは思うけど、やはり夏川結衣に尽きる。
夏川結衣さんの圧倒的な美貌と完璧な肢体が‼︎
石井隆さんの初期監督作4本をHDリマスター版で上映する特集企画「石井隆Returns」からの1本目。
ヤクザ組織に潜入していた麻薬Gメンの夫を殺された妻が復讐に乗り出す姿を描いたネオノワールのど真ん中。
そしてこれは夏川結衣さんの作品。圧倒的な美貌と完璧な肢体が映画史に深く刻まれた。まさに必見‼︎
思えば「天使のはらわた」の単行本と出会ったのが1978年、東京に出た年だ。衝撃だった。人生最大のインパクトのひとつと言える。
そう、石井隆さんは最高の劇画作家だった。
間もなく脚本家として映画に関わられたけど、公開された作品のクオリティーは残念ながら劇画には遠く及ばず。
ようやくご自身で監督されるようになった頃に自分が映画凍結期に入り、監督作は未見のままとなった。なので今回の再映を貪り尽くしたい。
石井ワールド全開!夏川結衣の魅力が詰まった映画!
久しぶりに見直しましたが、やっぱりこの映画大好きです。
村木と名美の石井ワールド全開って感じ。
邦画界において、石井隆、三池崇史、園子温は、エロとバイオレンスの三巨頭だと思ってます。
その一角を担う石井監督の作品ですから面白くないわけがない。
そして、今回思ったのが、この映画! 夏川結衣の魅力満載、彼女のための映画であり、彼女だからこその映画って感じで、改めて、惚れ直しました。
愛する人と幸せになるはずだったのに・・・ その大事な人が殺されてしまい、悲しみに打ちひしがれている時にレイプ。復讐に燃えるがうまくいかず、薬漬けのどん底に落とされてしまう・・・。
まさに不幸を絵にかいたようなストーリー。
薬から、抜けるための描写も凄まじいものがありました。(ラストの衝撃は、なんとなく途中から読めちゃいましたけど)
こんな映画のどこがいいのか?自分でも不思議だけど、なぜか見入ってしまう。やっぱり夏川結衣に魅せられているからだろう。
夜がまた来る・・・。 この作品には朝の気配がない。常に夜だけが繰り返しているような・・・
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