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陽暉楼

劇場公開日 1983年9月10日
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女は競ってこそ華、負けて堕ちれば泥 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

名キャッチコピーってありますよね。

「姿は見えないが、殺意は見える」by インビジブル
「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」by  エイリアン
「権力という孤独、 愛という哀しみ 、男という生き方」by  ゴッドファーザー
「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」by 魔女の宅急便
とかとかとか。

本作は、これ。

「女は競ってこそ華、負けて堕ちれば泥」

なんか、鳥肌立ちます。

見所の一つに、ダンスホールのトイレでの、桃若(池上季実子)と珠子(浅野温子)のつかみ合いの喧嘩があると思います。このキャットファイト、ぐっちゃぐちゃで、ぐっしょしょです。そんなぐっちゃぐちゃな姿のまま、愛しい人に会いに行く桃若がいい!
そして、あの決め台詞。

「うち、決闘してきたんよ」

やば、可愛い!萌え!
でも、この桃若の初めての恋は、成就しません。
終盤で桃若の結核が悪化し、朦朧とした意識の中で父親を愛しい人と思い抱きしめるシーンがあります。死の床にあっても、女は女。哀れだけど、私もそうありたいと思ったりしました。
私も年老いてー、こんなふうに死の床にいてー、思い出せる人が……、あのー、今の所ー、えっとー、二人、います(笑)すみません。
でも成就しない恋でも、いや成就しないからこそなんですが、思い出すだけで潤う。そんな人に出会えたことは、女としてきっと幸せ。
だから桃若が、それほど不幸には思えなかったんです。だって、出会えない女の方が多いでしょう?
なんて考えるのは、センチメンタル過ぎるでしょうかね。

当時、池上季実子さん24歳、浅野温子さん23歳くらいですが、全身から女の業が滲み出てる。凄い!
豪華女優陣!女の業!官能的!なんて言われることが多い本作ですが、

母から娘へ巡り続ける、哀しい女の因果を描いた秀作だと思います

(鬼龍院花子の生涯より本作の方が好きです。共感します)。
ラスト、あの桃若の幼い娘の笑顔に、胸を締め付けられました。
※余談ですが、桃若のモデル(と、思います)の芸子さんが、池上季実子さんよりも更に美しかったのにびっくりしました。

さぽしゃ
さぽしゃさん / 2015年8月2日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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演出が自分の趣味ではない

総合:55点
ストーリー: 70
キャスト: 65
演出: 45
ビジュアル: 70
音楽: 70

 物語は悪くないのだが、この演出が好きになれない。やたらと気合の入った力強い科白の言い合いがどうにもわざとらしく聞こえてしまう。五社英雄監督の特徴でもあるが、こんなふうにいつもヤクザの仁義のきりあいでもやっているのかというような大袈裟な演技に、見ていて引いてしまう自分がいる。確かに劇中にたくさんヤクザも出てくるのだけれども、雰囲気としては「極道の妻たち」なんかと同じようで、古い演出のやり方だなと感じてしまった。もっと普通に喋ったり動いたり出来ないのかね。

Cape God
Cape Godさん / 2013年3月16日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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