夢みるように眠りたい
劇場公開日 2020年12月19日
解説
「私立探偵濱マイク」シリーズで知られる林海象監督が1986年に手がけた長編デビュー作で、昭和30年代頃の浅草を舞台にモノクロ&サイレントで描いた探偵ドラマ。大正7年。日本初の女優主演映画といわれる帰山教正監督作「生の輝き」よりも前に、女優・月島桜が主演した「永遠の謎」という映画があった。しかし同作は警視庁の検閲によって妨害され、ラストシーンが撮影されないまま映画史から姿を消した。時は流れ、昭和初期の東京。私立探偵・魚塚甚のもとに、月島桜と名乗る老婆から、誘拐された娘・桔梗を探して欲しいとの依頼が舞い込む。調査を進めるうち、魚塚はこの事件がまるでドラマのように出来すぎていることに気づく。佐野史郎の映画初出演&主演作。2020年12月、東京・ユーロスペースほかにて、デジタルリマスター版でリバイバル公開。
1986年製作/84分/日本
配給:ドリームキッド、ガチンコ・フィルム
日本初公開:1986年5月18日
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2021年1月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
モノクロ、ノスタルジック、ファンタジー・イメージ映像。
2021年1月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
探偵・魚塚は誘拐された娘・桔梗を助けてほしいと謎の老女に依頼される。誘拐犯から出されるなぞなぞを助手・小林と共に解き明かしていくものの、中々桔梗を助けることができない。翻弄される魚塚だったが、事件は意外な展開で結末、いや「終幕」を迎える
林海象といったら「私立探偵濱マイク」だが、デビュー作である今作もやはり探偵ものだ。しかも探偵・魚塚を演じるのは林作品常連の佐野史郎
この作品は「映画」への愛がこめられている
全編モノクロ。サイレントとトーキーの融合。映画はただの作品ではなくて、誰かの人生そのもの。
これを1986年に作った功績は大きい
2020年12月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ゆで卵が主食の探偵が誘拐事件を手掛けるなかなか素敵な話。
サイレントと、トーキーの素晴らしき融合!!まるで夢の中にいる見たいになった。劇中で流れる歌もまた良い。傑作
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