劇場公開日 1988年7月23日

優駿 ORACIONのレビュー・感想・評価

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3.5宮本輝原作の映画化として及第点

2020年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

数々の名作を手がけ続けてきた宮本輝氏だが、映画化という観点でいくと成功したといえる作品を挙げることが難しかったりする。是枝裕和監督のデビュー作「幻の光」は良作だし、松坂慶子と真田広之が素敵だった「道頓堀川」も好きな作品ではあるが、なぜか興行面も含めて皆ハッピー…みたいな結果で執着した作品が少ない気がする。
その中にあって、「優駿 ORACION」は及第点をつけられる…かな。随分と端折っているし、ツッコミどころもあるが、「北の国から」の杉田成道の映画監督1作目として面目躍如たる部分も垣間見ることができる。緒形拳さん、仲代達矢、田中邦衛という面々の若き日の姿など、至福の瞬間でもある。

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大塚史貴

2.5ゴドルフィン

2024年2月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年2月14日
映画 #優駿 ORACION (1988年)鑑賞

北海道の無名の牧場で生まれた卓越した才能を持つ“オラシオン(祈り)”と名付けられた1頭の競走馬が日本ダービーを目指す

#宮本輝 の小説を
#緒形直人 と #緒形拳 の親子役での共演
#緒形拳 と #仲代達矢 の共演
など話題性は十分でしたね

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とし

3.0この話道義的に無理がある。移植を受けなければ死ぬという息子がいなが...

2022年8月8日
iPhoneアプリから投稿

この話道義的に無理がある。移植を受けなければ死ぬという息子がいながらそれを断る父。彼を筆頭にろくでも登場人物ばかりだ。こんな奴必要?という人物も多い。
ダービーの映像は迫力あった(そりゃそうだ本物だもの 笑)が、殺処分のリスクを抱えた馬を走らせるって、ここにも道義的問題が。
時代のせいか、ボソボソと何言ってるか分からないセリフがやたら多いのもイライラ。
とてもじゃないが感動はできないぞ(笑笑)

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はむひろみ

3.5苦労が絶えない業界

2022年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

斉藤由貴扮する和具久美子は、父親とともに緒形拳扮する渡海千造のところへ馬のお産を見に来た。まるでばくち打ちの様な馬の世界。生まれたばかりの子馬に3000万円の値がついた。久美子は子馬を欲しいと言った。

馬そのものの話より久美子の関係者の展開の方がメインだったね。しかし、馬主も生産者も苦労が絶えない業界だね。

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重

3.0北の国から名馬に人々の夢を乗せて

2021年6月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

単純

幸せ

1988年のフジテレビ・ムービー。
北海道の小さな牧場で産まれた名馬のサラブレッド。“オラシオン(祈り)”と名付けられ、日本ダービーに出場するまで。
関わる周りの人々の群像劇でもある。
牧場主父子。父・渡海は牧場一筋、息子・博正はオラシオンを可愛がる。緒形拳と緒形直人が実の親子共演。
オラシオンを買った工業会社社長・和具。演じる仲代達矢と緒形拳の二大名優共演シーンは必見!
父からオラシオンを譲り受ける娘、久美子。斉藤由貴がキュートな馬主に。
吉岡秀隆演じるその腹違いの弟、誠。腎臓悪く、身内から移植手術を受けなければ余命僅か。オラシオンを走る姿が見たい。が、父は移植を拒み…。
久美子と博正の仄かな恋、久美子と誠の異母姉弟愛、渡海と博正、和具と誠の父と息子…。
幾人もの人間模様が絡む。
オラシオンに夢を乗せてーーー。

和具の本妻に吉行和子、愛人に加賀まりこ、秘書に石橋凌、調教師に田中邦衛…主要から脇まで豪華キャスト。
北海道の美しい映像。
クライマックスは実際のダービー映像を使用した躍動感。
大自然と、人と、馬。
杉田成道監督が感動的に紡いでいく。

いい映画、出来過ぎな映画でもある。
群像劇スタイルは悪くないが、ちと散らかってる印象。
誠が息を引き取った時にたった一人立ち会った和具。でもああいう場合、医師とか看護師とかも居ない?…とか、ツッコミ所も。
運搬中の博正のミスで、オラシオンが脚に怪我を負い、骨折。何とか治り、また出場するも、脚への負担はやはり大きかった。決断迫られる。
ダービー出場を諦める。牧場で穏やかに生きる。それもいい。が、
何の為に生まれてきたか。走る為に生まれてきた。今一度、賭けて(駈けて)みる…!
見方によっちゃあ動物虐待にも…?
感動的だが、話はステレオタイプ。

予定調和だけど、見て悪い気分にはならないフジテレビ製フィールグッド・ムービー。
北の国から名馬に人々の夢を乗せて。

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近大

2.0こんな父親はいないのでは

2016年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

北海道の小さな牧場が素晴らしい若駒を産出、東京の会社社長(仲代達矢)が買い取り、娘(斉藤由貴)に与える。
社長には愛人(加賀まりこ)がおり、腎臓移植を待つ息子(吉岡秀隆)を抱えていた。
サラブレッドの話だが、取り巻く人たちに説得力が薄く、とても子供っぽい話になってしまった。

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いやよセブン