「エログロの奔出にただただ圧倒される」闇の中の魑魅魍魎 La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
エログロの奔出にただただ圧倒される
幕末期に土佐に実在した破天荒な絵師・絵金の半生をを描いた物語です。善悪・正邪の境が入り乱れる時代を活写する本作自身がゴッタ煮のどぎつさに塗れています。「現在ではこれは撮れない」と思えるインモラルな映像も含めたエログロの奔出も辞さない麿赤児さんのエネルギーにただただ圧倒されました。こんなの観たら、サントリー美術館で現在開催中の「絵金展」に行かざるを得ないではないですか。
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