闇のカーニバル

劇場公開日:

闇のカーニバル

解説

「聖テロリズム」(8ミリ)で注目をあびた山本政志が、16ミリ処女作「闇のカーニバル」を製作した。この作品は一人の女性が、日常と非日常の狭間で、様々な体験をする姿を、ドキュメンタリータッチで描いた作品で、脚本、撮影も山本監督自らが担当。太田久美子、桑原延享などの他、多くのロック・ミュージシャンが出演しているのも話題になった。

1981年製作/118分/日本
配給:その他
劇場公開日:1981年12月4日

ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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映画レビュー

3.5ボコられる、ミチロウ!!

2021年7月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

≪山本政志 脳天映画祭≫

THEFOOLSの伊藤耕さんが見つけられない、ラリった遠藤ミチロウがボッコボコで血だらけに、JAGATARAの江戸アケミは可愛らしい表情で、序盤のライブシーンや太田久美子のサングラスに全身レザーの姿は"東京ロッカーズ"の成れの果て!?

子供は預けっ放し、カラス売りの少女は遺灰売り、カラスを捕まえたり、電話ボックスを改造銃で撃ったり、牛乳配達の兄ちゃんは壮絶なボコられっぷり、バルサンが焚かれる異様な煙の多さ、紀伊國屋の配列が今現在とあまり変わらない驚き。

闇夜の森の中で密会する同性愛者、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの「13回の新月のある年に」を思い出すあるある描写。

このアングラ感、世界で評価されるのは必然な気がする凄い何かを観てしまったような退廃的絶望感!??

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万年 東一