マンハッタン・キス

劇場公開日:

解説

ニューヨークを舞台に、偶然同じ男を愛してしまった姉妹の風変わりな恋愛模様を描いたラヴ・ストーリー。脚本・監督は「グッバイ・ママ」の秋元康。撮影は「奇跡の山 さよなら、名犬平治」の加藤雄大がそれぞれ担当。

1992年製作/110分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1992年6月13日

ストーリー

ニューヨーク在住の姉・春子を訪ねて渡米した妹の夏子。両親が離婚したために姓が違う2人だったが、とても仲の良い姉妹だった。だが、夏子の目的はニューヨークに転勤した恋人の大川に会うことだった。大川はうだつの上がらない妻子持ちの中年男だったが、夏子はアメリカ行きのために会社を辞めてしまうほど夢中になっていた。早速、大川を訪ねた夏子は、彼を春子に紹介する。だが意外なことに2人は昔、恋人関係にあったのだ。さらにその時、大川に妻子があることを知った春子はショックのあまりニューヨークに渡り、いまだにその傷が癒えずにいたのだ。そんな皮肉な偶然に戸惑う3人。でも春子と夏子には、他にも恋の可能性がないわけでもなかった。春子には、勤めている雑誌社の編集長で、別居中の妻と別れて春子との結婚を真剣に考えているダンディなドナルドがいる。夏子にも、日本から彼女にプロポーズをするために追いかけてきた憲夫がいた。優柔不断な大川に振り回されていたら2人ともダメになってしまうとばかりに、新しい恋に身を委ねることを一度は決意する2人だったが、そんなある日、大川がロンドンへ転勤することになる。そのことを告げられた2人の足は、それぞれ大川の後を追うが、妻子とともに幸福な生活を送る彼の姿を見た2人は、大川のもとから去っていくのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
秋元康
製作総指揮
大橋渡
エクゼクティブ・プロデューサー
原田太郎
製作
佐藤光夫
プロデューサー
小滝祥平
室岡信明
撮影
加藤雄大
美術
小川富美夫
音楽
城之内ミサ
音楽プロデューサー
小杉理宇造
主題歌
竹内まりや
録音
八木隆幸
照明
大久保武志
編集
冨田功
アソシエイト・プロデューサー
前島良行
小林誠一郎
助監督
田胡直道
スチール
高岩震
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