劇場公開日 1979年4月21日

「とっ散らかった印象でまとまりを欠いた感」復讐するは我にあり resuwisshu311さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5とっ散らかった印象でまとまりを欠いた感

2022年7月28日
PCから投稿

子供の頃テレビのロードショーで見ていたら最初の殺人後のエロシーンで親にテレビを消されて以来、数十年越しの通し初視聴。

こんな内容だったのか・・・・という感慨があることはあるが、犯罪サスペンスという題材的には緊迫感がないし、凶悪犯の犯罪心理という面でも全く物足りないとしか言いようがなく、とにかく冗長で辛い視聴タイムでした。
ただ、最後の殺し場面に関しては「やはり殺さないわけにはいかなかったか・・・・」という、やり場のない諦念めいた心境にはさせられたけれど。

音楽が全然合ってないのも痛かったな・・。

エンドクレジットで監督として今村昌平の他に4名ほど名前があったが、もしかしたらチームごとバラバラに撮影を進め、それを今村さんが総合監修したということなのかもしれない。
であれば何ともとっ散らかったまとまりのなさの要因の理由づけになりそうな気はする。的外れかもしれないが。

resuwisshu311